元祖一条流がんこラーメン西早稲田店の骨にビビるな - 高田馬場B級グルメ

店外観

元祖一条流がんこ西早稲田店は早稲田通りの脇道沿いにある。横道の先に目的がなければ誰も足を踏み入れない路地だ。幸か不幸か隣がYAMITUKIカリーだ。YAMITUKIカリーが目的で早稲田通りから脇道に入った方は、異質な構造物に出会う。その正体こそ元祖一条流がんこ西早稲田店である。

がんこラーメンは入りにくい。元祖一条流がんこ西早稲田店は黒いシートで入り口が覆われている。ドアがあって、黒いシートが吊られ、その扉が隠されている。そういった類ではないのだ。建物の出入口を塞いで、黒いシートでテント状の構造物が造られているのだ。当然、看板はない。何の貼り紙もない。店頭に文字情報は全くない。誰もラーメン屋だと気づけない。そもそも飲食店だと気づけない。それが元祖一条流がんこ西早稲田店である。

外壁から飛び出した黒シートの出っ張りが元祖一条流がんこ西早稲田店の出入口である。客を威嚇する。入りやすい店構えではない。入りにくい店構えである。より正確にあるがままを描写すれば、入店を拒絶している店構えである。

牛骨

ただ骨が吊るされている牛骨だ。販売可能な品質のスープができあがったら、店頭に牛骨がぶらさげられる。営業開始だ。これが合図だ。

牛骨が吊られていたら開店だと誰も思わない。そもそも牛骨が店頭に吊られているかどうかを誰も確認するはずがない。

ところが、おそらく客は牛骨を確認するのだ。牛骨が吊られていたら開店で、牛骨が吊られていなかったまだ開店していない。それを率先して客は確認するのだ。

そもそも誰もこのバラック小屋が飲食店だと思わない。このバラック小屋を飲食店だと認識できる方は、事前にこのバラック小屋が元祖一条流がんこ西早稲田店だと認識できているのだ。

元祖一条流がんこ西早稲田店に入店する方の9割超は、黒シートの構造物が元祖一条流がんこ西早稲田店だとあらかじめ理解し、関連情報を調べた上で、事前に入念な準備を整えてから初めて入店するのだ。これは恐らく本当だ。元祖一条流がんこ西早稲田店への初訪は緊張を強いられる。どう考えても事前に下調べをせず、お気軽に入店するなんてことはありえない。

誰もが店頭の牛骨を確認して、それから安堵の溜息をついてから入店するのだ。きっと本ページの情報もこれに寄与することだろう。

なお、元祖一条流がんこ西早稲田店のラーメンについては書き記すことのできることは極めて少ない。実際に注文して、その味わいを堪能していただきたい。元祖一条流がんこ西早稲田店のラーメンは塩っぱい。そこが最大のポイントであることは間違いない。

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作者:馬場飯