天そや - 東京立ち食いそば
天そやの紹介
天そやのメニュー(価格)
温かいそば・うどん | 冷たいそば・うどん | 価格 |
---|---|---|
かけ | もり | 230円 |
ざる | 300円 | |
たぬき | 冷やしたぬき | 320円 |
きつね | 冷やしきつね | 330円 |
玉子天 | 冷やし玉子天 | 350円 |
かき揚げ天 | 冷やしかき揚げ天 | 370円 |
とろろ | 冷やしとろろ | 380円 |
海老天(2尾) | ||
海老天玉 | 420円 | |
得もり(2枚分) | ||
野菜天 | 野菜天せいろ | 430円 |
天ぷら | 冷やし天ぷら | 450円 |
上天ぷら | 上天せいろ | 480円 |
伍海老天 | 伍海老天せいろ | 500円 |
天そやへの訪問履歴
2012年04月29日もりそば
2012年4月29日に天そやでもりそばを食べた。230円である。
天そやは、箱根そばの小田急レストランシステムによる経営である。現時点では都内に大久保店と四谷見附店の二店舗を展開している。かけそば、もりそばが際立って安い。海老天が5本の伍海老天そば・うどんや伍海老天せいろ500円が一押しのようだ。
天そやのそばは、見た目からして、何だか不思議な雰囲気を漂わせている。光沢がある。食べてみる。そばの表面が滑らかで、ぬめりさえ感じる。似ている。いわもとQや信州屋と同じ食感である。これは押し出し式製麺機のそばである。
押し出し式製麺機によるそばは天そやで三店舗目になる。いわもとQでは面白いと感じた。信州屋では意外に美味いと感じた。そして、天そやでは飽きてきてしまった。天そやのそばは最も普通の蕎麦からかけ離れた何ものかになってしまっている。あくまでも直観なのだけれども、そば粉の割合はいわもとQや信州屋よりも低い。押し出し式製麺機に特有の、表面の滑らさやぬめりも加わって、かなり不思議な風味のそばになってしまっている。
そして、そばつゆも独特である。醤油が少なめで、味醂が多めで、出汁の香りが強い。そばつゆではなく、むしろ天つゆに限りなく近い。出汁の香りが妙に強いのは、邪推すると、何かだしの素のようなものを大量投入しているのではないだろうか。
天そやのもりそばは安かろう悪かろうを地でいくメニューである。ところが、なぜかもう一度食べてみたくなってしまっているのが摩訶不思議なところである。押し出し式製麺機のそばはどこか癖になるところがある。それに天つゆで食べるそばも嫌いではない。
なお、漬物やネギはセルフサービスで取り放題である。サービスクーポン券ももらえる。5枚集めると、かけやもりが一食サービスとなる。
作者:馬場飯