ティーヌンのトムの日にありがとう - 高田馬場B級グルメ

ティーヌンは1992年12月創業でトムヤムラーメン発祥のタイレストランだ。

毎月16日はト(=10)ム(=6)の日、サービスデーだ。トムヤムラーメンだけではなく、タイラーメン、ガパオ、グリーンカレーが390円だった。

2019年9月16日で従来までのトムの日は終了した。

2019年10月16日から新しいトムの日が開始する。とはいえ、単に価格が改定されただけであった。390円から430円に値上げされた。

こんなにも嬉しい値上げは他にない。

トムの日についてのお知らせが貼られているのに気づいた瞬間、トムの日の終了のお知らせだと勘違いした。今まで終了しなかったのが逆に変だったのだ。当然だ。今までありがとう。そんな気持ちになった。ひたすら感謝の念が湧いた。

それがよくよく読むと、単なる値上げのお知らせだったのだ。しかも、たった+40円の値上げだ。

これからもトムの日は続くのだ。トムの日は毎月恒例の西早稲田のお祭りで、それが今後も継続する。これほど嬉しいことはない。

ティーヌンのトムヤムラーメン

ティーヌンのトムヤムラーメン

初訪ならば、トムヤムラーメンがお勧めだ。ティーヌンに来訪してトムヤムラーメンを食べないという選択肢はない。ティーヌンはトムヤムラーメン発祥の店だ。にもかかわらず、初めての訪問でトムヤムラーメンを注文しないというのは余程のことだろう。

トムヤムラーメンはトムヤンクンラーメンではない。クンはエビを指す。トムヤムラーメンにはエビは入っていない。トムヤムクンのラーメンだと誤解して、トムヤムラーメンを注文すると、エビが入っていないことで衝撃を受ける可能性がある。あらかじめ注意していただきたい。

トムヤムラーメンとはトムヤム味のスープにバミー(中華麺)を合わせたラーメンである。具材はチャーシュー、モヤシ、パクチー、小ネギなどである。トムの日は麺の変更が原則できない。米麺でトムヤムラーメンを食べたい場合は、あえてトムの日にティーヌンに来訪する意味が薄れる。トムの日にはスタンダードなバミーで食べていただきたい。

トムヤム味のスープだ。酸味が強いのはデフォルトだ。基本は酸味の強いスープを啜りながら、酸っぱいなぁと感じつつ、食べ進めることになる。しかも、トムの日は店員の方々は多忙だ。味のブレが激しい。トムヤムラーメンを注文したときに最も味でブレるのが酸味である。酸っぱいときには酸っぱいぞー。酸っぱい、酸っぱいと藻掻きながら、最後まで完食することになる。そのブレを楽しんでこその祭りがトムの日である。

具材で驚くのはチャーシューだ。デカイのだ。トムの日で格安だから、チャーシューはペラペラでも仕方がない。普通はそう考える。厚みがあって、食べごたえのあるチャーシュが提供される。バラ肉を巻いて切ったナルト状のトロトロのチャーシューではない。肉々しい歯応えのあるチャーシューである。質実剛健である。もし大勝軒のチャーシューを想起できるのであれば、それに近い。

モヤシはたっぷりだ。基本的に具材と一緒に麺を啜ると、ちょうど良く食べ終わる。麺だけ残って淋しい思いをすることはない。トムの日で格安だから、具材が貧相になるなんてことはない。

辛味や酸味などで物足りなければ、卓上調味料(クルワンポン、クルワンプルーン)で調整するのもいい。ティーヌンのクルワンポンは4つの調味料からなる。プリックナンプラー(唐辛子漬け魚醤)、プリックポン(唐辛子)、ナムソムプリック(唐辛子漬け酢)、ナムターン(砂糖)である。別瓶でプリック抜きのナンプラーも提供されている。

とはいえ、トムヤムラーメンの場合、味つけは完成されている。何も加えずに食べるのが、一般的には最も美味しいはずである。

続けて、ガパオについて書きたいのだけれども、感極まって、別ページで書き連ねていこうと考えている。今暫くお待ちいただきたい。

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作者:馬場飯