小尾羊巣鴨店のランチバイキングの訪問履歴 - 高田馬場B級グルメ

2013年3月

小尾羊巣鴨店のランチバイキングの立て看板

小尾羊[シャオウェイヤン]巣鴨店ランチバイキングを食べた。600円だ。

ライスやスープ、副菜等が食べ放題だったり、お代わり自由だったりするのではない。主菜も含めて全てが食べ放題のランチバイキングである。それが本当に600円というお得な価格なのである。都内で最安値なのではないだろうか。

ランチバイキングの時間帯は11:30から14:30まで、時間無制限である。

初訪問である。

今回の方針は、ご飯もの・麺類などは食べず、炭水化物の摂取を抑えること、揚げものなども避けて、脂質の過剰な摂取も控えることの二点である。小尾羊巣鴨店のランチバイキングで、ヘルシーに満腹になってみたい。

小尾羊巣鴨店のランチバイキングの一皿目

小尾羊巣鴨店のランチバイキング

最初の一皿目は、味見のために、少しずつ多品目を盛りつけた。

冷菜からは、豆もやしのゴマ油・ラー油和え、四川風ザーサイ、しそ漬け生姜、千切り大根のサラダを選んだ。

主菜からは、ホイコーロー鶏のコロコロ炒め、モツ炒めである。

まずは冷菜から食べてみる。

豆もやしのゴマ油・ラー油和えは悪くない。辛味が癖になるかもしれない。

四川風ザーサイも悪くはない。塩っぱさがアクセントになって食欲を増す。

しそ漬け生姜は、最初に味見をして、二度と取ることはなかった。決して不味かったのではない。口直しに悪くはないだろう。しかし必要なかった。

千切り大根のサラダは、キュウリやニンジンの細切りと一緒になったサラダで可も不可もなかったのだが、最終的には最もたっぷりと食べる一品になった。全ては組合せなのだ。

続けて主菜を食べてみる。

ホイコーローは、キャベツとキクラゲだ。肉は破片である。惹かれるところがない。

鶏のコロコロ炒めは、鶏肉を選んで盛りつけた。悪くはない。鶏肉だけではなく、一緒に炒められているニンジン、ピーマン、タマネギと一緒に食べたい。

モツ炒めは、茄子などの野菜と一緒に味噌風味で炒められていたかもしれない。あまり惹かれるところがなかった。

小尾羊巣鴨店のランチバイキングのニ皿目

小尾羊巣鴨店のランチバイキング

ニ皿目である。

主菜から、鶏のコロコロ炒めくさくない♪レバニラを盛りつけた。

冷菜からは、四川風ザーサイと肉味噌である。

主菜をがっつりと喰う。

鶏のコロコロ炒めは、鶏肉だけピックアップするのではなく、ニンジン、ピーマン、タマネギとバランス良く盛りつけた。食べて確認できたことがある。鶏のコロコロ炒め、ザーサイ、ライス、スープという中華定食が600円で販売されて、ライスとスープがお代わり自由ならば、可も不可もない立派な中華定食メニューになる。そう考えた瞬間、小尾羊巣鴨店の懐の深さに心底から驚嘆した。

くさくない♪レバニラは、とにかくレバーが大きかった。モツとレバーで肉への欲求を抑えさせる作戦らしい。しかし、レバニラというよりはレバモヤシだったので、ニラを中心にピックアップしたいところだが、実際に食べはじめてみると、面倒になってしまう。レバーはその名の通り臭くないが味気なくて硬めである。残念ながら美味くはないのだが、肉を食べているという気にはさせてもらえる。

続けて、冷菜を喰う。

豆もやしを肉味噌につけて食べる。美味い。美味すぎる。とうとう見つけた。

今回のランチバイキングで最も美味いメニューである。なんと冷菜にあわせて提供されていた肉味噌だった。

小尾羊巣鴨店のランチバイキングの三皿目

小尾羊巣鴨店のランチバイキング

三皿目は、豆もやしと肉味噌だけ盛りつけてみた。

美味い。肉味噌の辛味と脂が堪らない。挽肉の粒が大きいものが混ざって、しっかり肉として味わえるのも良い。

豆もやしだけと合わせると塩っぱいので、軌道修正が必要ではあるが、これはいい。

中華ランチバイキングが600円である。料理の味に期待してはいけない。肉を欲してはいけない。

小尾羊巣鴨店は素晴らしい。抜け道を準備していてくれた。小尾羊巣鴨店で味と肉を堪能したいならば肉味噌を食べろ!

小尾羊巣鴨店のランチバイキングの四皿目

小尾羊巣鴨店のランチバイキング

突然、店員が「餃子、焼けましたぁー」と告げる。客の多くが料理長の手作り!焼餃子に群がる。

腹は膨れていない。先は長い。料理長の手作り!焼餃子に並んだ。一人三個までらしい。行列があって制限がある。小尾羊巣鴨店のランチバイキングで最大のイベントが餃子なのだ。鼻で笑ってはいけない。繰り返すが、中華ランチバイキングが600円である。焼き餃子こそが本当に満足させられるメニューである可能性は否定できない。

全然悪くはないのだけれども、期待があまりにも高まっていたために、拍子抜けしすぎた。小ぶりの餃子だ。あまりに小ぶりすぎる。皮は厚めで、しっかりと綴じられてさえいない。

卓上調味料は辣油だけなので、ランチバイキングの料理が並ぶ一角で醤油と酢を加えて、餃子のタレとする。辣油が多めだ。そして辣油が個性的だった。

餃子はランチバイキングのイベントとして楽しいのだが、実はそれほど美味くはない。雰囲気に流されやすい方々は注意したほうがいい。

小尾羊巣鴨店のランチバイキングの五皿目

小尾羊巣鴨店のランチバイキング

渾身の一品である。

まずは千切り大根のサラダをたっぷりと敷き詰める。塩っぱさは千切り大根が全て吸収してくれる。豆もやしと四川風ザーサイで表面を覆ってから、たっぷりの肉味噌を添える。これで完成だ。

しっかりと和えてから食べる。美味い!

小尾羊巣鴨店のランチバイキングで最も美味い一品は、ピリ辛肉味噌大根サラダ(豆もやしとザーサイの歯応えもお楽しみください)で間違いない。

小尾羊巣鴨店のランチバイキングの六皿目以降

とにかく食べ尽くした。満足した。

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作者:馬場飯