新大久保の中華料理 - 高田馬場B級グルメ

餃子市 新大久保店

店舗外観

餃子市は2001年に六本木で創業した中国茶房8と同一グループだ。餃子市としては2005年9月に新所沢に一号店をオープンさせている。餃子市新大久保店は2007年2月11日にオープンした。

餃子市は2011年7月現在で三店舗を展開している。

中国茶房8とも共通する特徴なのだが、餃子市の強みは三点ある。

低価格で満腹の定食
餃子定食が格安だ。600円もしない。
しかもご飯のお代わりが自由だ。場合によってはスープやドリンクもお代わり自由だったりする。
必ず低価格で満腹になれる。
格安の北京ダック
北京ダック1羽が3,680円だ。4人揃えば一人頭920円で北京ダックを味わえる。
目の前でさばえてもらえる。鴨肉は辛口の炒め物に、骨はスープにしてもらえる。
隣席の家族連れが北京ダックを注文していたことがあるのだが、かなり羨ましかった。
多彩な210円前菜
呑兵衛には堪らない。紹興酒ボトル1,344円とこれら前菜があれば他には何も要らない。

2011年07月18日餃子定食

餃子定食 餃子

2011年7月18日に餃子市で餃子定食を食べた。580円だ。

餃子定食は、餃子10個にライス、サラダ、ザーサイ、スープがつく。餃子は野菜餃子で、挽肉と野菜のスタンダードな餃子だ。ニンニクは使用されていない。しかし餃子10個のライス推進力は偉大だ。お代わりを繰り返す。ライスは業務用の大きな炊飯器で硬めに炊かれている。ただ硬めに炊かれている。これだけでライスは最低条件をクリアできるのだ。悪くない。ご飯のすすむこと、この上ない。

サラダは大したことがない。ザーサイもスープも大したことはない。それでもメインメニューの餃子とライスが美味いだけで全ては許容範囲内になるのだった。

店舗

営業時間

11:00から29:00まで。年中無休。

住所

新宿区大久保2-2-11 ルート大久保1F

明治通り沿い東側で、大久保二丁目交差点から北に向かって徒歩数分。

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中国茶房8の北京ダックの思い出

中国茶房8での出来事だったか、餃子市での出来事だったか、隣席の家族連れが北京ダックを注文しており、かなり羨ましい想いをしたことがある。

単独で北京ダック1羽は無茶だ。頭数を揃えてから出陣するのに相当な時間を要した。

北京ダックは注文後30分は全く音沙汰がなく、その後、満を持して登場する。ということを事前に調べて知っていたので、予約時刻前から調理を開始してもらえないかと予約時に交渉したのだが、これは却下されてしまった。日本語が堪能ではないスタッフとの交渉で、バックヤードの誰かに確認しに行ってからの回答だったので、却下された事情等までは追及して尋ねなかったが、本当であれば最初から北京ダックとご対面したかったところである。

北京ダックは目の前で切り分けてもらえる。動画撮影、写真撮影はOKである。かなりワクワクする瞬間である。鴨肉は厚めに切り分けられる。これがいいのだ。

北京ダックには鴨肉を巻くカオヤーピン、きゅうり、ネギ、揚げたワンタンの皮にタレが3種類ついてくる。甜麺醤、辛口の甜麺醤、レモンダレである。

切り分けられた鴨肉をカオヤーピンで包んで食べる。当然だが美味い。7-8人で食べたときは少し物足りないぐらいだったが、3人で食べたときはこれだけでそこそこ満腹になってしまった。

そして、これで終わりではない。残った鴨で炒めものとスープを出してもらえるのだ。炒めものは、にんにくの芽やもやしと炒められていたが豆板醤が効いていてかなりの辛口だった。逆にスープは、豆腐や白菜と煮込まれており、優しい味わいだった。スープのほうが好みだ。ちなみに3人のときは全てを食べきることができなかった。とにかく量が多い。

中国茶房8の北京ダックは素晴らしい。帝国ホテルの中国料理北京でお上品な量の北京ダックを食べたときと比べて、満足度が全く違う。たとえ安かろう悪かろうでも、お下品でも、中国茶房8の北京ダックは最高の北京ダックだと言い切りたい。素晴らしい。

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作者:馬場飯