四川麻辣商人の歴史 - 高田馬場B級グルメ
四川麻辣商人 商工センター前店
四川麻辣商人は、2007年11月26日には既に広島県広島市西区草津新町で創業していたようだ。屋号は四川麻辣商人である。
最寄駅は山陽本線新井口駅、広島電鉄宮島線商工センター入口駅になる。アルパーク東棟の南側のオオトキグルメ横丁内にある。
当初、汁なし担担麺は500円で販売が開始された。2008年6月25日まで値上げがなかったことは確認できたのだが、その後、9月くらいからなのだろうか、550円に値上げされて、現在に至るようだ。
また、開店当初は1辛から10辛まで選べ、卓上調味料は辣油、醤油、酢だったが、2008年9月には客自身が卓上調味料の辣油と山椒で辛さを調節する方式に変更されていた。卓上調味料の種類は少なく、ニンニク等は置かれていない。
独自メニューとして芳醇味噌拉麺があるほか、醤油ラーメン、塩ラーメン、さらに2011年からはトマトラーメンも販売が開始されている。
なお、食券制であることに多数の方が言及する。広島県では食券制のラーメン屋が珍しいようだ。
住所
広島県広島市西区草津新町2-29-34
麻辣商人 大芝店
四川麻辣商人 大芝店は、2008年8月1日に広島県広島市西区大宮で開店した。開店当初は四川麻辣商人の看板が掲げられていたが、開店後まもなくして四川
の二文字がなくなり、看板には麻辣商人の四文字が残されるようになっていた。
2012年1月31日に閉店したようだ。閉店は急だったらしい。店主を借金の件で中傷するサイトが出現するなど、大芝の店を利用していた客たちを心配させた。
営業期間は3年6ヶ月に及んだ。
麻辣担担麺は商工センター前店と違って挽肉が小粒になった。豊富な卓上調味料に加えて、もりそばとマーラー麺が特徴だった。もりそばの麺は浅草開化楼である。
住所
広島県広島市西区大宮2-11-3
麻辣商人 吉祥寺店
麻辣商人 吉祥寺店は、2010年4月4日に吉祥寺駅公園口のペッパーランチ跡地で開店した。
営業期間は9ヶ月間程度だった。2010年12月15日に閉店した。21日には業態変更して、つけ麺ジョージとして再開するものの、つけ麺ジョージも2012年2月15日には閉店に至る。
麻辣商人 吉祥寺店は株式会社ダーウィンによる経営だった。いつからいつまで麻辣商人は株式会社ダーウィンによる経営だったのか、よく分からない。
メニュー構成は、商工センター前店ではなく大芝店のものに似ている。
住所
武蔵野市吉祥寺南町1-1-8
麻辣商人 中区流川町店
麻辣商人 中区流川町店は、2012年3月3日に広島県広島市中区流川町で開店した。
大芝店からの移転独立だった。中区流川町で大芝の店主の姿を見つけて、大芝店の元客たちは安心する。
しかし、営業期間は9ヶ月間程度だった。2012年12月には閉店したようだ。
住所
広島県広島市中区流川町7-2
麻辣商人 西早稲田店(廣島どらごん)
2013年3月 オープン前
2013年2月下旬に西早稲田で改装工事が開始された。店頭には貼紙がある。関東初進出の麻辣商人という店で2月末日開店らしい。新広島名物でしびれる辛さを味わえるようだ。
ところが、2月末日
になっても開店しない。また関東初進出
とのことだが、吉祥寺店のことがなかったことにされている。
あまりに自由すぎる。でも、嫌いじゃない。何だか寛容な精神になれてしまうのだ。
しばらくすると、貼紙が変わった。新広島名物の廣島どらごんとある。なんと店名が変わってしまった。しかしこれならば確かに関東初進出
になるのかもしれない。
あまりに自由すぎる。でも、やっぱり嫌いじゃない。何だか寛容な精神になれてしまうのだ。
なお、浅草開化楼から発信された情報によれば、オープンは3月4日になるそうだ。
ところが、3月4日になっても、まだ開店していなかった。じれったい。でも、どうしても嫌いになれないのである。何だか寛容な精神になれてしまうのだ。
そして、とうとう廣島どらごんは2013年3月8日に西早稲田の麺やしげる跡地というか、春日亭跡地で開店した。おめでとう!
2013年3月 オープン直後
廣島どらごんで汁なし担担麺並盛600円とご飯100円を食べた。
廣島どらごん(麻辣商人 西早稲田)では100円を追加すると、ご飯がお代わり自由で、自家製ザーサイがつく。
自家製ザーサイは、小皿に少量だけ盛られるのではない。丼鉢で出されて、好みの量だけ食べてくれ、というスタイルである。
ご飯のお代り自由にはとても魅力を感じていた。
卓上調味料には激辛系調味料が充実している。食べ放題のご飯との組合せはとても危険そうである。卓上調味料の全てがおかずに変化してしまうからだ。本当に何杯でもご飯がお代わりできてしまうに違いない。
ご飯に自家製ザーサイを盛る。激辛自家製辣油を追加したうえに、折角なので、激辛赤唐辛子(種入り)もはらりとふりかける。混ぜる。食べる。これは本当に美味そうだ。学生街でこんな組合せを実現させてしまって大丈夫なのだろうか。
ところが、現実は違っていた。
ご飯がとても柔らかかった。茶碗に盛られたご飯は、米の一粒々々が独立しておらず、一塊になっていた。愕然とした。
とても柔らかい炊き加減のご飯が好みの人もきっといるのだろう。しかし、自分は違う。たとえお代り自由で食べ放題だとしても、こんな飯は好んで食べたくない。相性が悪すぎる。廣島どらごんでご飯はもう二度と注文しない。
自家製ザーサイは、微塵切りにされていた。辣油の辛味も加わっており、塩加減はやや強めだ。悪くない。ご飯と混ぜて食べることが推奨されている。混ぜやすいように微塵切りということだろう。しかし、ご飯はとても柔らかく一塊になっている。自家製ザーサイを混ぜあわせるのにはかなり苦労しそうだ。
続いて、汁なし担担麺である。
廣島どらごんの汁なし担担麺は、きっと麻辣商人の麻辣担担麺と同一メニューであるに違いない。
麺は太くない。むしろ細い。やや柔らかめの茹で加減で、加水率も低めなのだろう。タレとの絡み具合はとてもよい。ただし、口当たりはねっとりとしており、食べてみると弾力に乏しい。あまり好みではなかった。そして、決定的なのが、量が少なすぎることだ。並盛だと茹で前で150g以下だろう。汁なしである。スープはもちろん、つけ汁もない。この量では腹が満たされない。
具は挽肉とネギだ。挽肉の粒は小さい。四川麻辣商人 商工センター前店では挽肉の粒が大きいらしいので、麻辣商人 大芝店からの流れであるようだ。粒が小さいほど、麺やタレとの絡み具合がよくなる。しかし、挽肉の量がとても少ない。麺の表面の3分の1から4分の1を薄く覆っている程度の量である。実際に食べてみても、挽肉の味や食感はほとんど感じられない。ネギは青ネギの小口切りで、こちらはしっかりとした量が使われている。
タレは醤油ダレだ。そのままだと辛味が感じられない。卓上調味料の辣油、花山椒等々を駆使して、好みの味に整える必要がある。
実際に食べて、はじめて気づいたのだが、全く担々麺らしくなかった。担々麺といえば、芝麻醤でゴマ風味、白ネギというイメージだった。ところが、醤油ダレに青ネギなのだ。要するに、廣島どらごんの汁なし担担麺とは、挽肉入りのただの油そば(混ぜそば)なのである。卓上調味料として辣油や酢以外に、種入り赤唐辛子や花山椒があるので、辛味の幅が広がるのは悪くない。ただし何よりも量が少ないので、油そば(混ぜそば)としては割高である。再び注文することはなさそうだ。
汁なし担担麺(麻辣担担麺)というメニュー名に刺激を受けて、実際に食べてみる前から、かなり美味いに違いないと、勝手に期待してしまっていた。盛り上がりすぎてしまった。
2013年4月
廣島どらごんで冷し汁なし担担麺並盛600円とご飯100円を食べた。
廣島どらごんなのにご飯を美味しく喰えた!
巨大な業務用炊飯器が二台導入された。セルフサービスでお代り自由だ。最初の一杯目から量を加減できる。
米はあきたこまちらしい。強い粘りが特徴の小粒な米である。
ご飯の炊き加減はやや柔らかめだ。しかし、米の一粒々々が独立しておらず、一塊
になっているという開店直後の悲惨な状態ではもはやない。明らかに炊き加減が失敗していたのだ。そんなご飯を客に提供する姿勢はどうかと考えつつも、過去はあくまでも過去の話だ。
味は悪くない。お代り自由を素直に喜んで、腹一杯に食べたくなるご飯になっていた。素晴らしい。
微塵切りの自家製ザーサイは、辣油の辛味も加わっている。ご飯と混ぜやすいように微塵切りにされている。激辛自家製辣油を追加したうえに、折角なので、激辛赤唐辛子(種入り)もはらりとふりかける。混ぜる。食べる。美味い!学生街でこんな組合せを実現させてしまって大丈夫なのだろうか?
さて、廣島どらごんの冷し汁なし担担麺は、きっと麻辣商人の冷し麻辣担担麺と同一メニューであるに違いない。
麺はストレートな細麺で浅草開化楼製だ。冷水でしっかりと洗われた麺は口当たりがよく、タレとの絡み具合もとてもよい。量は少なめである。並盛だと茹で前で150g程度に違いない。汁なしなので、スープはもちろん、つけ汁もない。この量では腹が満たされない。お代わり自由でザーサイ付きのご飯を追加注文することが必須である。
具は挽肉とネギだ。挽肉の粒はやや小さめだ。四川麻辣商人 商工センター前店では挽肉の粒が大きいらしいので、麻辣商人 大芝店からの流れであるようだ。粒が小さいほど、麺やタレとの絡み具合がよくなる。しかし、挽肉の量は少なめで、麺の表面の3分の1程度を薄く覆っている。実際に食べてみても、挽肉の味や食感はそれほど感じられない。ネギは青ネギの小口切りで、こちらはしっかりとした量が使われている。
タレは胡麻ダレだ。そのままだと辛味が感じられない。卓上調味料の辣油、花山椒等々を駆使して、好みの味に整える必要がある。
廣島どらごんの汁なし担担麺が醤油ダレで全く担担麺らしくないのと比べて、胡麻ダレは少しだけ担担麺らしい雰囲気を漂わせる。しかし、あくまでも「少しだけ」である。廣島どらごんの冷し汁なし担担麺は「廣島どらごん(や四川麻辣商人)の冷し汁なし担担麺」というオリジナルメニューなのである。
最後に肝心なことなのだが、割りと美味い。卓上調味料を駆使して、好みの麻辣な味わいにすると、この上なく美味い。無茶かと思うほどに卓上調味料を投入することが廣島どらごんの冷し汁なし担担麺を堪能するための最大のポイントである。そして、麺を食べ尽くした後、余ったタレにお代わり自由のご飯と刻みザーサイを投入する。至福のときだ。
最後に、廣島どらごんの冷し汁なし担担麺を愉しむための重要なポイントを三点にまとめよう。
- お代わり自由のザーサイ付きご飯+100円は必ず注文する。
- 冷し汁なし担担麺には無茶かと思うほどに卓上調味料を投入して麻辣な味わいを堪能する。
- 麺を食べ尽くした後、余ったタレにお代わり自由のご飯と刻みザーサイを投入して、最後まで麻辣な楽園を堪能し尽くす。
住所
新宿区西早稲田3-15-5
作者:馬場飯