松屋の創業ビーフカレー - 松屋ファンクラブ

創業ビーフカレー
創業ビーフカレーは2019年12月3日からレギュラーメニューとして販売が開始された。
価格は並が490円で、大盛が590円である。
創業ビーフカレーは、松屋創業当時の味を再現して、牛バラ肉をとろとろになるまで煮込んだカレーである。

松屋の創業ビーフカレーは、2019年6月に試験的に販売された後、12月からレギュラーメニューとして定番化され、販売を開始した。

松屋は2019年6月4日に創業ビーフカレーを新発売するとともに、オリジナルカレーの販売を休止した。創業ビーフカレーとは、松屋創業当時の味を再現して、牛バラ肉をとろとろになるまで煮込んだカレーであり、カレールーには牛肉を20%以上使用していると告知されていた創業ビーフカレーの価格は並が490円で、大盛が590円だった。しかし、約1ヶ月後の6月30日には創業ビーフカレーは順次販売が終了され、再びオリジナルカレーの販売が再開された。こうして、創業ビーフカレーの試験販売は約1ヶ月間で終了した。

約5ヶ月間の空白期間を経て、創業ビーフカレーは2019年12月3日にレギュラーメニューとして販売が開始され、それに伴ってオリジナルカレーは12月1日から順次販売が終了となった。オリジナルカレーの価格は販売終了時に並が390円で、大盛が490円だった。創業ビーフカレーの価格は6月の試験販売時から変わらない。並が490円で、大盛が590円である。松屋でカレーを注文する客の単価が、オリジナルカレーから創業ビーフカレーへの変更で、100円上がることになった

松屋のオリジナルカレーの販売終了はニュースで話題になった。松屋公式Twitter松屋カレーショック。松屋の定番。オリジナルカレー。まもなく本当に無くなります。オリジナルカレーをご愛顧いただいていた皆様には大変心苦しいのですが松屋オリジナルカレー。本当に終売です。食べおさめは今のうちといったツイートをしたからだ。このツイート時点では創業ビーフカレーの販売開始は告知されていなかった。松屋のオリジナルカレーの食べ納めをする客が急増して、オリジナルカレーが品切れになる店舗も現れた。その翌日、松屋公式Twitterが創業ビーフカレーの販売開始を告知すると、歓迎や安堵の声が広がると同時に、その告知方法に対する不満の声も広がった。

今回の一連の松屋カレーショックはいたって冷静に受け止めていた。ツイートを知って、オリジナルカレー終売後、次はどんなカレーが販売されるのかと考えた。真っ先に思いついたのが、フレッシュトマトカレーだった。そして直ぐにその可能性を脳内から追いやった。単価を下げたカレーの販売を開始するはずがないのだ。次に思いついたのが、ごろごろ煮込みチキンカレーだった。そして、ここで思考が停止して、創業ビーフカレーまでを思い出すことができなかった。松屋でカレーが食べられなくなる可能性は皆無だと思っていたし、オリジナルカレーはそれほど好みではなかったので、食べ納めに参加することもなかった。創業ビーフカレーの販売開始を知っても、創業ビーフカレーの存在を思い出すことができなかった自分がちょっぴり口惜しかったけれども、驚くことはなく、やっぱり単価を上げてきたか、ごろごろ煮込みチキンカレーよりも創業ビーフカレーのほうが定番カレーとして適任だと、とても納得した。全てが他人事だったのだ。オリジナルカレーは数回程度しか食べたことがない。終売についてどっぷりと感傷に浸ることもなかったし、今後注文する見込みもそもそもなかった。残念ながら、自分はどうやら松屋のオリジナルカレーにも創業ビーフカレーにも今まで関心がなかったらしい。

なお、カレギュウ(熟成チルド牛肉使用)とハンバーグビーフカレーは、今回のカレーソース変更に伴って、価格が600円から720円へ変更される。オリジナルカレーから創業ビーフカレーへの値上げは+100円だったのに対して、創業ビーフカレギュウ(熟成チルド牛肉使用)と創業ハンバーグビーフカレーは+120円の値上げとなった。なぜか値上げ幅が20円ほど大きい。その理由はよく分からないが、見逃すことにしよう。あくまでも他人事なのだ。どちらのメニューもきっと注文することはないだろう。

とはいえ、松屋ファンの一人として、今回の松屋カレーショックを契機にして、創業ビーフカレーに興味が出てきた。今後、お付き合いをしていく可能性があるのは、創業ビーフカレーなのだ。今後の問題は何よりも創業ビーフカレーなのだ。まずは一度、注文してみることにしよう。そもそもまだ食べたことがないのである。そしてそのときは「福神漬け多め」で注文してみよう。松屋の社内規定に従えば、規定量の2倍まで福神漬けを増量してもらえるらしい。

最後に一言だけ申し添えるならば、牛丼チェーン店のうち、最も注目すべきカレーは、東京チカラめしのモーニングタイムのチカラめしカレーである朝カレーに最適である。チカラめしカレー(並)は、通常400円のところモーニングタイム価格300円で、普通に美味いのだ。カレーソースはやや粘りのあるスープ状でコクがあり、辛さは控え目で味に深みがある。おすすめである。

2019年12月 創業ビーフカレーと生野菜

松屋の創業ビーフカレー生野菜セット

2019年12月に創業ビーフカレーと生野菜を食べた。490円+110円で600円だ。楽天Payで支払った。

食券を渡すと、店員はいつものように半券を残さずに、食券全部を持ち去った。まだ、松屋で働きはじめて間もないのだろう。大したミスではない。店員が戻ってきた。創業ビーフカレー生野菜セットで承りましたので、10円を返金しますとのことだった。はっ!重大なミスを犯したのは自分だった。10円の返金のために、店員の貴重な労働時間を費やしてしまった。阿呆な客のために面倒くさい仕事が増えたと思われても仕方がない。申し訳ない。ただ、この返金騒動を通じて、自分の松屋への忠誠心は上がった。それは間違いない。

創業ビーフカレー単品と生野菜単品改め、創業ビーフカレー生野菜セットが運ばれてきた。松屋ではカレーにもみそ汁がつく。

最初は生野菜をごまドレッシングで食べ尽くす。美味い。ベジファーストだ。

続いて、創業ビーフカレーだ。カレーソースをたっぷりスプーンに掬って、ご飯を控え目にあわせて食べる。驚いた。記憶のなかのオリジナルカレーが蘇った。創業ビーフカレーはオリジナルカレーよりも評判がいい。ところが、オリジナルカレーの記憶のうち、それほど好みではなかった味わいを感じてしまったのだ。結論から言えば、この第一印象が全てであった。コクが増しているのは分かる。オリジナルカレーが好きだった方が創業ビーフカレーを美味いというのも分かる。より美味くなったというのも理解できる。創業ビーフカレーが創業時のカレーとすると、オリジナルカレーはその廉価版として開発されたのかもしれない。そして現在、創業ビーフカレーが帰ってきた、ということなのだろう。オリジナルカレーと創業ビーフカレーを並べれば、創業ビーフカレーのほうが美味い。これは確かである。

とはいえ、オリジナルカレーはそれほど好みではなかった。残念ながら、当然、同じ系譜に連なる創業ビーフカレーも好みではなかった。もちろん後悔はない。関心がありすぎて、実際に確認することがどうしても必要だったのだ。

やっぱり松屋では、フレッシュトマトカレーが好みだ。そもそもカレーといえるかどうかも怪しい。異端児だ。ただのニンニクとトマトの塊のようなソースだ。うまトマハンバーグのソースをライスに添えただけのようなカレーだ。そもそもカレーといえるかどうかも怪しいようなカレーだ。普通だったらありえない。だが、美味かった。癖になる味だった。中毒性が高かった。販売が終了となった現在では、ひたすらじっと再販売を待つしかないのだが、今回の創業ビーフカレーのレギュラーメニュー入りによって、ますます再販売の可能性が縮小してしまった、ような気がする。マジか!

松屋でメニューを選ぶときにはコスパを気にする。例えば豚めしだ。290円で大満足だ。だが、それとは別に、どうしても食べたくなってしまうメニューというのも存在する。例えばビビン丼だ。500円もする。あり得ない。だが、注文してしまうのだ。フレッシュトマトカレーは後者に属するが、コスパという側面からも大満足できる。330円だった。その一世代前ならば290円だ。ああ、フレッシュトマトカレーよ!お前は再販売されるときがくるのか!

今回は、創業ビーフカレーを食べたことで、今まで以上にフレッシュトマトカレーの再販売を願うことになったような気がする。

蛇足だが、「福神漬け多め」で注文するのを忘れてしまった。食券購入でセットメニューの罠に嵌り、口頭での追加注文も失念するという失態をしてしまった。……反省だ。

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作者:馬場飯