松屋のハンバーグ(夏恒例のうまトマハンバーグ定食) - 松屋ファンクラブ
- 松屋ファンクラブ(牛めし・豚めしのススメ)
- 松屋のハンバーグ(夏恒例のうまトマハンバーグ定食)
- 松屋の超粗挽きビーフハンバーグステーキ定食
松屋のハンバーグは通販されている。原材料を確認する。うまトマハンバーグ定食を参考にした。
食肉(牛肉、豚肉、豚ハラミ)、たまねぎ、つなぎ(卵白、パン粉、粉末状大豆たん白)、牛脂、ゼラチン、粉末状小麦たん白、ビーフエキス調味料、砂糖、食塩、発酵調味料、香辛料、pH調整剤、調味料(アミノ酸等)、香料、ソース(ダイストマト、にんにく、ソテーオニオン、ワイン、食用植物油脂、トマトペースト、醤油、トマトケチャップ、砂糖、食塩、魚介エキス、かつおエキス、椎茸エキス、香辛料)、(原材料の一部に乳成分、いかを含む)
「食肉(牛肉、豚肉、豚ハラミ)」である。「食肉(牛肉、豚肉)」ではない。後者であれば豚肉と豚ハラミよりも牛肉のほうが多い。少なくとも牛肉は50%超である。実際には前者になるが、牛肉が33.3%超、豚肉33.3%未満、豚ハラミ33.3%未満となる。松屋のハンバーグの牛肉含有率は33.3%超で50.0%には達しないと結論づけてよいような気がする。仮に牛肉50%超であれば、原材料の表示を「食肉(牛肉、豚肉)」とするはずだ。松屋はお値段高めのビーフハンバーグステーキも販売していた。「ビーフ」の三文字が輝く。ビーフハンバーグステーキは牛肉が100%である。だが、牛でも豚でも美味ければ何ら問題ない。牛肉33.3%超のハンバーグを支持したい。
なお、うまトマハンバーグ定食のハンバーグは粗挽きではない。お値段高めの粗挽きビーフハンバーグステーキではないのである。粗挽きではないハンバーグだ。松屋のハンバーグはカットすると肉汁が溢れ出すという方がいる。松屋のハンバーグは専門店のように肉汁が噴き出すことはないという方もいる。いい機会だ。検証しよう。スプーンでカットする。その直後に肉汁の噴き出し具合を確認する。……カットする。断面を見つめる。肉汁は噴き出さない。肉汁が溢れ出すこともない。肉汁は滲み出ているのかもしれないが目視できなかった。これで一歩前進だ。松屋のうまトマハンバーグ定食でハンバーグをカットしても、肉汁は噴き出さないし、溢れ出すこともない。これが結論だ。もし粗挽きビーフハンバーグステーキのハンバーグだったらどうなのか。それは今後の課題である。
ちなみに、肉汁は噴き出す必要もないし、溢れ出す必要もない。肉汁が噴き出さなくても、溢れ出さなくても、ハンバーグを食べ進むなかで肉汁を堪能できさえすればよいのだ。エンターテイメント性に欠けるが、それで充分だ。
うまトマハンバーグ定食
2019年8月にうまトマハンバーグ定食を食べた。630円でPayPay残高バックが126円だった。無料サービスでライス大盛を注文した。
松屋のうまトマハンバーグ定食は、うまトマハンバーグに、ライスとみそ汁、生野菜がついた定食だ。
うまトマハンバーグ定食の価格(もう少しで400円台だった)
630円から126円を差し引いて504円だ。仮に620円だったら124円を差し引いて496円だ。もう10円安かったら祭りだ。うまトマハンバーグ定食が400円台で食べられるところだったのに。惜しい、実に惜しい。
うまトマハンバーグ定食の生野菜
さて、実際のところ、いきなりハンバーグカットから始めたわけではない。まずはベジファーストだ。生野菜から食べ始める。ドレッシングはフレンチドレッシングだ。以前、松屋のドレッシングは三種類だった。フレンチ、ごま、黒酢だ。黒酢ドレッシングの提供はなくなって、現在はフレンチ、ごまの2種類である。気分が洋食のときはフレンチ、気分が中華のときはごまを使用することが多い。うまトマハンバーグ定食ならばフレンチドレッシングだ。
うまトマハンバーグ定食のソース
続けて、ハンバーグに着手する。たとえ肉汁が噴き出さなくても、溢れ出さなくても、美味いものは美味い。肉汁はハンバーグを食べ進むなかで堪能できさえすえればよい。そもそもうまトマハンバーグの最大の魅力はソースにあるのだ。
うまトマハンバーグのソースの材料は、ダイストマト、にんにく、ソテーオニオン、ワイン、食用植物油脂、トマトペースト、醤油、トマトケチャップ、砂糖、食塩、魚介エキス、かつおエキス、椎茸エキス、香辛料
だそうだ。トマトに続いてタマネギではなくニンニクだ。全てはそこに収斂していくのだろう。うまトマハンバーグの「うま」はニンニクの旨味だ。うまトマハンバーグとはニンニクトマトソースのハンバーグなのである。
うまトマハンバーグ定食が好物の方はニンニクが好物であるし、ニンニクが好物の方はうまトマハンバーグが好物になる可能性が高い。結局、この点に尽きるといっても過言ではない。
うまトマハンバーグ定食とわたし
2011年10月16日にうまトマハンバーグ定食を490円で食べた。
うまトマハンバーグ定食は、トマトソースがポイントなのだろうけれども、はっきりした。酸味が強すぎる。フレッシュトマトカレーのようにはニンニクの香りが効いていない。器に赤みを帯びた油がたまる。好みではなかった。もちろん悪くはない。しかし積極的に繰り返し求めて食べるような味ではなかった。巷ではうまトマハンバーグ定食の評判が良いようなので、自分の嗜好が意外にも違っていたことを発見できたのが収穫だった。
記録することは大切だ。2011年の自分はうまトマハンバーグ定食の酸味が気になって、ニンニクの香りが弱いと不満を漏らしていた。酸味よりもニンニクの香りが強いフレッシュトマトカレーがお気に入りだったようだ。
ブラウンソースハンバーグ定食
2018年5月にブラウンソースハンバーグ定食を食べた。590円だ。無料サービスでライス大盛を注文した。
作者:馬場飯