吉そば(大盛無料のラストゆでそば) - 東京立ち食いそば
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吉そばとは?
吉そばとは都内に14店舗を展開する立ち食いそばチェーン店だ。「きち」そばではない。「よし」そばである。
株式会社ノアによる経営である。本来の事業は音楽スタジオだ。聞くところによると、スタジオ料金が安い深夜に練習している若者たちに安価な夜食を提供するために立ち食いそば事業をはじめたらしい。*
店舗の大多数が24時間営業である。
吉そばのこだわりは三点あるようだ。
- 国産野菜使用
- 国産そば粉使用
- 日高昆布・天然かつお使用
しかし本当のこだわりは大盛無料と立ち食いそばチェーン店のなかで生そばの導入を一部店舗のみに限定して未だに茹でそばを販売していることにあるのではないだろうか。
吉そばのメニュー(価格)
メニューを確認していただきたい。高田馬場店は茹でそばで、代々木店は生そばだ。代々木店では「茹でたて生そば」と記載されており、冷しかけそばの代わりに、もりそばとざるそばがある。吉そばの茹でそばがまずいと思われる方は代々木店を利用するのが吉だ。……駄洒落だ。申し訳ない。なお、大盛りについては記載がないので注意していただきたい。
ところで、吉そばの天ぷらで最も有名なのはごぼう天だ。天ぷらで悩んだら、まずはごぼう天にしてみたらいかがだろうか。
大盛りの注文方法
券売機で食券を購入して、店員に渡すとき、「そば、大盛りで」もしくは「うどん、大盛りで」と伝える。
店員から「大盛りにしますか?」と尋ねられることはない。吉そばの大盛りとは、それを知る人だけが注文できるオプションなのだ。
券売機で大盛りボタンを探しても見つからないので注意していただきたい。
吉そばへの訪問履歴
2011年06月05日冷しかけそば大盛
2011年6月5日に吉そばで冷しかけそば大盛を食べた。290円だ。
汁は透明な角形容器のジュースサーバーから注がれていた。
2012年01月10日冷しかけそば大盛
2012年1月10日に吉そばで冷しかけそば大盛を食べた。290円だ。吉そばでは大盛が無料だ。
ワカメとネギが添えられている。
そばは茹でそばらしい。太い茹でそばの、もりそばや冷かけそばは、とても残念なことが多い。しかし吉そばの茹でそばは太くない。生そばではなく茹でそばなのに、これだけそこそこ美味く食べられるそばは珍しいのではないだろうか。
大盛りにしたので食べ応えもあるのだけれども、どこか満たされない。軽食として利用するか、天ぷらを追加することで立派に一食として利用するか、どちらかになりそうだ。
2012年01月15日冷しかけそば大盛+ごぼう天
2012年1月15日に吉そばで冷しかけそば大盛+ごぼう天を食べた。290円+100円だ。吉そばでは大盛が無料だ。
ごぼう天は筏状に揃えられて揚げられている。とても素敵だ。コロモが薄い。良い。噛み切れないことがある。残念だ。しかし、ごぼう天は単品でたかだか100円である。それを考えると、とても素晴らしい。吉そばでは、ごぼう天を追加するのが、満足できるメニュー探しの第一歩なのかもしれない。
2012年02月04日もりそば大盛
2012年2月4日に吉そばでもりそば大盛を食べた。290円だ。吉そばでは大盛が無料だ。
吉そば代々木店のもりそばだ。きっと冷しかけそばを販売している店舗は茹でそばで、もりそばを販売している店舗は生そばなのだろう。
茹でそば店舗では期待していなかったので、美味いと感じ、生そば店舗では期待しすぎていたので、それほどは美味くないと感じる。茹でそばの冷しかけそばと、生そばのもりそばの、どちらがより好みなのか分からなくなってくる。
2013年1月冷やしかけそば大盛
2013年1月に吉そばで冷しかけそば大盛を食べた。290円だ。そばの量は普通でも大盛でも290円である。吉そばは大盛が常に無料なのである。
そばは平丸皿に薄く盛りつけられる。茹でそばである。
作者:馬場飯