ゆで太郎 - 東京立ち食いそば

ゆで太郎とは?

ゆで太郎の店舗外観 ゆで太郎の調味料

ゆで太郎は1994年10月に中央区湊で一号店が開店した立ち食いそばチェーン店だ。信越食品株式会社による経営である。2004年8月にはフランチャイズ展開を視野に入れて、株式会社ゆで太郎システムを設立した。また、信越食品株式会社は、ゆで太郎ばかりではなく、2009円11月には千代田区外神田で横浜家系ラーメン店の港家を開店しており、その後も港家の出店を継続している。

そばは、蕎麦粉の比率を55%に保っている。

もりそばは300gで260円なので1g当たり0.87円、大もりは400g、360円、0.90円、特もりは700g、540円、0.77円だ。

わさびが、発色のいい黄緑色の練りわさびだ。

ゆで太郎 新宿ワシントンホテル店 券売機のメニュー(価格)

ゆで太郎メニュー(価格)

ゆで太郎の標準メニュー(価格)

ゆで太郎のメニュー(価格)は店舗によって異なる。

温かいそば価格
かけ260円
たぬき330円
きつね
カレー380円
肉そば400円
温玉とろろ
冷たいそば価格
もり260円
ざる310円
特もり540円
丼・カレー価格
カレーライス400円
玉子丼(味噌汁付)430円
かつ丼(味噌汁付)500円
ミニ丼価格
ミニかきあげ丼270円
ミニ豚丼290円
ミニカレー丼320円
ご飯価格
ミニご飯120円
いなり2個
トッピング価格
玉子(生・ゆで・温玉)50円
コロッケ
わかめ100円
イカ天120円
かき揚
とろろ
海老天150円
ミニセット価格
ミニかきあげ丼セット500円
ミニ玉子丼セット520円
ミニ豚丼セット
ミニカレーセット550円
ミニ天丼セット600円
ミニかつ丼セット650円

ゆで太郎への訪問履歴

2011年10月25日大もり

ゆで太郎の大もり

2011年10月25日にゆで太郎で大もりを食べた。もりそば260円+大盛100円だ。

そばは小諸そばに似ている。色が白っぽく細めだ。色は薄めだが、小諸そばよりは濃い色をしており、蕎麦粉の比率も55%を保っているようだ。そばの断面は長方形で、短辺の太さは1.4mmとのことだ。江戸時代に御定法とされた切りべら23本に依拠したとのことだ。しかし本当に切りべら23本に従ったならば1.3mm強のはずなので、後付けの理屈なのだろう。

店内で製麺されているので、打ちたてのそばだ。生そばか茹でそばかとはレベルが違う。生そばなのは当然で、工場で製麺され、運送された生そばではなく、店内で製麺されていることをアピールしている。

しかし当然ではあるが、一定量を超える製麺が必要な場合、工場で一括して製麺されず、各店舗で製麺されるときにはコストが増大する。そのコストに見合うだけの品質の向上があればいいのだけれども、やっぱり十割蕎麦や二八蕎麦とは違う。蕎麦の風味なんて最初から立ち食いそばには期待していないのだ。その分のコストを店舗のオペレショーン管理に費して、茹で時間の厳守や洗いの徹底などにより、コシがあって口当たりのよいそばを常に提供してもらったほうがありがたい。

どうしても小諸そばと重ねてしまう。そして小諸そばの徹底した原価管理、低価格戦略が、ゆで太郎の中途半端な高品質戦略よりも優れていると考えてしまうのだった。

2011年10月27日ミニかきあげ丼セット

ゆで太郎のミニかきあげ丼セット

2011年10月27日にゆで太郎でミニかきあげ丼セットを食べた。500円だ。もり(かけ)260円+ミニかきあげ丼270円-値引き30円=500円である。セットの麺は今回はもりそばにした。

かき揚げは、多分、小さい丼にも入るサイズで丸く成形されている。高さもあって立体的だ。サクサクしている。やや硬い。かき揚げ丼のかき揚げはタレに浸ったかき揚げが好みだが、タレの量も少ない。

かき揚げ丼を食べるのなんて、もしかしたら数年ぶりだ。ゆで太郎よりも美味い店なんて沢山ありそうのだけれども、具体的にどこのかき揚げ丼が美味いかは知らない。立ち食いそば屋では、やっぱりそばが食べたいので、今後もかき揚げ丼はなかなか注文する機会がなさそうだ。しかし今回の一件でかなり関心の度合いがアップしてしまった。

ゆで太郎のミニかきあげ丼を暫定的な味の基準にしよう。とりあえずゆで太郎よりも美味いかきあげ丼を探してみたい。

ちなみに、ゆで太郎が17周年記念創業祭で無料クーポン券を配布するようだ。2011年11月1日から11月13日までだ。海老天150円、かきあげ120円、コロッケ50円、そば大盛100円が無料になる。

2011年12月26日朝そば

ゆで太郎の朝そば ゆで太郎の朝そば拡大

2011年12月26日にゆで太郎で朝そばを食べた。290円だ。もり(かけ)260円+半かきあげ60円+玉子50円-値引き80円=290円である。そばはもりそばに、玉子はゆで玉子にした。玉子は生玉子、温泉玉子、ゆで玉子から選べた。

そばは小諸そばのそばに似ている。色が白っぽく細めだ。色は薄めだが、小諸そばよりは濃い色をしており、蕎麦粉の比率も55%を保っているらしい。悪くない。茹で立てでコシもあり、口当たりもいい。薬味はネギとワサビが小皿でつく。かきあげは硬くなくて、ややしなっとしていた。きっと揚げ置かれたかきあげだ。しかし悪くはなかった。玉子は面白半分でゆで玉子を選んでみたものの、もてあました。他を食べきった後に、殻をむいて、そばつゆにつけて食べる。しかし生玉子や温泉玉子を選んだとしても、かけそばにしなかった時点で、結局はもてあましたに違いない。最後にそば湯でそばつゆを割って飲み干す。

小諸そばの二枚もりが290円だ。うどんにすれば満腹になる。富士そばの朝そばはもりそばではなく、冷かけそばなので温泉玉子をもてあますことはないが、かきあげ半分ではなく油揚げだ。どうやら小諸そばは満腹朝そばで、富士そばはバランス良い朝そば、そしてゆで太郎は、美味いんだけれども、玉子を持て余してしまう朝そばのようだ。次回は生玉子を選んで、そば湯を注ぐ前にそばつゆに落とし、最後に飲み干すことにしよう。

2011年12月27日もりそば+玉子

ゆで太郎のもりそば+玉子

2011年12月27日にゆで太郎でもりそば260円+玉子50円を食べた。

朝そばのゆで玉子の一件を受けて、呑んベエSTING氏から生玉子はそばつゆにドボンと投入して、タイミングを見計らって黄身をつぶし、そばを絡めて思いっ切りすすってみて下さいと勧められた。

冷し月見そばだ。違う。月見もりそばだ。きっとメジャーな食べ方に違いない。Googleで検索した。ヒット数は9件だった。

月見そばが美味いんだから、この食べ方で不味いことはない。玉子の白身が気になる人は気になるかもしれないけれど、それさえ問題ないならば、これは美味い。最後にそば湯で割ると、玉子の濃厚さがそばつゆに残っているので、とりわけ美味い。

ゆで太郎の朝そばで、もりそばを注文したときには、玉子は必ず生玉子を選ぼう。

ゆで太郎のライバル

ゆで太郎と小諸そば富士そばで立ち食いそば三大チェーン店となる。

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作者:馬場飯