座・麻婆唐府 - 高田馬場B級グルメ
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座・麻婆唐府の紹介
本場四川ダイニング 座・麻婆唐府は都内に二店舗を展開している四川料理店である。高田馬場本店のほか、渋谷店がある。
座・麻婆唐府のメニュー(価格)
唐府の日のワンコインランチメニュー
本場四川ダイニング 座・麻婆唐府で2日、10日、12日、22日はランチが500円になる。唐府の日
ということらしい。
唐府の日のワンコインランチメニューは次の11種類である。
- 回鍋肉
- 宮爆鶏丁
- 什錦野菜
- 麻婆豆腐
- 麻婆茄子
- 麻婆春雨
- 麻婆鶏
- 担々麺定食
- 四川雲呑定食
- 海老炒飯
- 棒棒鶏定食
四川雲呑定食
四川雲呑定食を食べた。500円だ。ランチ限定1日20食売切れごめん!
ということらしい。
四川雲呑定食は、四川雲呑に、ライス、スープ、小鉢のセットだった。
席に着くと、お絞り、水のほか、スープとザーサイが運ばれる。
スープは、溶き玉子と小さく角切りにされた豆腐のスープで、片栗粉でトロミがつけられていた。やや冷めていたのが残念である。スープの種類は日替りらしい。以前は味噌汁がスープとして出されていたこともあったようだ。中華料理店のスープとして味噌汁は不評だと気づいて、もう出されていないのか、それとも訪問した日は運が良かっただけなのかは分からない。
ザーサイは、唐辛子や花椒のような香辛料が使われていない塩味のザーサイだった。塩っぱくはない。小鉢というのは、どうやらザーサイのことらしい。期待はずれだ。小鉢でザーサイは連想しがたい。メニューに最初から「漬物」とあれば、ザーサイを出されて嬉しく感じたはずである。
暫くして四川雲呑も運ばれる。
しかし、ライスは出ない。セルフサービスらしい。ご飯お替り処
で茶碗にライスを盛りつける。
注文時に「ご飯はセルフサービスなので、店内奥のご飯お替り処からお取りください。お代わりは自由です」といった説明があれば親切だが、尋ねなければ何も説明してもらえない。不親切に感じる人もいるだろうけれども、これはこれで良い。毎回、同じ説明を繰り返されるのも煩わしい。
予想よりもライスが美味い。炊き加減が柔らかすぎず、粒が変に小さかったりすることもない。
四川雲呑は、辛口スープのワンタンだった。具はチンゲンサイ、ワカメ、ネギだ。
ワンタンは、皮がツルッとした口当たりで美味いが、量が少ない。具も小さめだ。
スープは、四川雲呑
というメニュー名から連想されるように唐辛子で辛味を利かせたスープである。チンゲンサイを微塵切りの唐辛子とショウガと炒めたあとに、鶏がらスープとラー油、小エビを加えて煮立ちはじめたら、ワカメとネギを入れる。すると、こんなスープになりそうだ。残念なことに、ほとんど辛くはない。あさっりとしている。
ワンタンは美味く、スープも悪くはない。しかし癖になる味ではない。
ワンタンの量が少なく一食として不十分なので、ライスはどうしても必要になる。
ライスにスープをかけて雑炊にする。スープが辛味も出汁も足りない。このスープはワンタンと一緒ならば悪くはないのだが、ライスと合わせて雑炊にすると残念なことになる。コクがないのだ。あっさりとしすぎている。ザーサイと一緒に食べればそこそこの味だが、基本的にはあまり好みではなかった。満腹からは程遠く、お代わりをするつもりだったが、ザーサイを食べ尽くしてしまったので、おかずがないまま、雑炊だけを食べることになってしまう。中止した。
四川雲呑定食は好みではなかった。もう二度と注文することはないだろう。暫くの間は足が遠のきそうだが、次に訪問することがあれば、宮爆鶏丁か麻婆鶏を注文しよう。
作者:馬場飯