富士そばの朝そば・夕そば - 東京立ち食いそば

富士そばの朝そば・夕そば

2009年12月02日朝そば

富士そばで朝そばを食べた。朝そばは、油揚げ、温泉玉子、わかめ、ネギがのって300円である。

かけそば280円、温泉玉子+60円、油揚げ+90円で400円なので、300円の朝そばは100円お得である。

10:00まで注文できる。

2011年05月29日夕そば

夕そば

富士そばで夕そばを食べた。夕そばは朝そばとサービスの時間帯が違うだけで同じメニューだ。油揚げ、温泉玉子、わかめ、ネギがのって300円である。かけそばではなく冷かけそばでも注文できる。これが嬉しい。

かけそば280円、温泉玉子+60円、油揚げ+90円で400円で、通常は冷しだと+50円されるから、300円の夕そばは150円お得である。

15:00から18:00まで注文できる。

今までの人生では、富士そばで冷たいそばを注文することを避けてきた。温かいそばと比べて+50円の追加料金が発生するのが口惜しかったのだ。冷たいそばを食べるのは追加料金のない小諸そばでばかりで、富士そばではいつも温かいそばを食べてきた。そして、冷たいそばが好みなので、富士そばからは自然と足が遠のいていった。

富士そばのそばはなんて柔らかいのだろうと思っていた。ふにゃふにゃと、もそもそとしている。茹でそばではなく生そばを使っているらしいけれども、これは美味くない。そう思って生きてきた。やっぱり小諸そばの冷しそばとは比べ物にならないと。

比べるものが間違っていたのだ。

今回、冷たいそばで、富士そばの夕そばを注文した。意外にも美味かった。

そばは、生そばで茹で置きで、色はやや濃いめだ。コシがあるというよりも、極端に言えばぷつんぷつんと崩れ落ちるような食感なのだが、悪くない。口当たりも悪くないが、つるつると啜って食べるというよりも、わしわしと頬張って食べたいようなそばだ。これはこれで美味い。

富士そばって、実は悪くない立ち食いそば屋なのかもしれない、そう思い直した本日だった。

限定メニュー

ちなみに、高田馬場店の限定メニューは二つだ。

2010年12月から朝得セットが200円で提供されている。半そばまたは半うどんに俵型おむすびで味は明太子、しゃけ、ごまの3種類朝5時から朝10時までの5時間販売だ。

また2011年5月9日からは赤辛もりそばが限定メニューに加わった。麺は1.5人前で430円だ。つけ汁は締めでそば湯で割って飲むも良しとのことである。

どちらの限定メニューもかなり魅力的だ。

やっぱり富士そばって、メニューの選び方次第では実は悪くない立ち食いそば屋なのではないだろうか。

2011年06月21日朝そば大盛

富士そばで朝そば大盛を食べた。朝そばは、油揚げ、温泉玉子、わかめ、ネギがのって300円である。今日も冷かけにした。大盛は無料である。お客様感謝セールだそうだ。

本日のそばは茹で置きがなかったようだ。待ち時間が長くなるが、嬉しくもある。茹でたてのそばが食べられるからだ。

やっぱり悪くない。コシもある。ゴムを想起させる弾力ではない。立派なそばのコシだ。立ち食いそば屋では温かいそばを注文してはいけない。残念な経験を味わうことになる可能性がとても高い。注文するならば冷たいそばだ。

2011年10月24日朝そば

朝そば

富士そばで朝そばを食べた。朝そばは、油揚げ、温泉玉子、ワカメ、ネギがのって300円である。今日も冷かけにした。

油揚げが小さく、ワカメとネギの量が多い。ワサビはたっぷりだ。

小諸そばの二枚もりよりも富士そばの朝そばはお得でなければならない。油揚げも温泉玉子もワカメものっているそばだ。大多数の人が富士そばの朝そばを選ぶだろう。しかし迷う。そばとネギの量は小諸そばのほうが多い。そして、やっぱり小諸そばのそばは富士そばのそばよりも美味いのだ。たとえ白っぽいそばでも、細くて口当たりが良くて美味いのだ。しかも二枚もりうどんにすれば、そばよりも味が劣るし、さらには富士そばのそばよりも味が劣りさえするかもしれないが、とにかく腹一杯になる量のうどんが食べられる。

富士そばの朝そばを食べながらあらためて思う。やっぱり小諸そばは偉大だ。

2012年01月31日朝そば

富士そばの朝そば

2012年1月31日に富士そばで朝そばを食べた。300円だ。

富士そばの朝そばは、朝のみ販売されている時間限定メニューで、油揚げ、温泉玉子、ワカメ、ネギと具の充実したそばである。温かいそばと冷たいそばが選べて、冷たいそばは、もりそばではなく、冷かけそばになる。なお、夕そばも時間限定メニューだが、提供される時間帯が違うだけで、朝そばと同じそばである。

朝そばは、300円で充実した具を味わえるというお得感が最大の特徴だ。普段は冷しきつねそばなんて絶対に注文しないのに、ここぞとばかり富士そばでは朝そばを注文してしまう。

そのため、他の立ち食いそばチェーン店の油揚げを知らない。油揚げといえば、どうしても富士そばの朝そばで食べる油揚げとなってしまうのだ。ただし予感はしている。富士そばの油揚げは貧相なのではないかという予感だ。フンワリ感がなくぺったんこな油揚げだ。立ち食いそばチェーン店の油揚げなんて、どの店でもこんなものなのだろうか。

さて、朝そばである。

本日のそばは注文してから茹ではじめた。富士そばは、そばの仕入先を一箇所に限定せず、興和物産と紀州屋製麺を競わさせている。今回のそばは興和物産だった。茹で立ての興和物産のそばは、意外にもいわもとQのそばの口当たりに少しばかり似ていた。今回の富士そばのそばは、いわもとQのそばのように、表面に少々のぬめりを感じたのだ。

小諸そばゆで太郎とはそばの太さがそもそも違う。吉そば生そばではなく、茹でそばだからそもそも違う。そう考えれば、確かに富士そばといわもとQのそばは、どちらも生そばだし、太さも似ている。そして、表面に少々ぬめりがある。

しかし、洗いが足りないのが直接的な原因なのかもしれない。いわもとQは押し出し式製麺機で、興和物産は切り歯を交換する普通の製麺機だ。普通に考えれば、口当たりが似ることはないはずだ。そう考えると、やっぱり単にぬめりは洗いが足りないのが原因だったに違いない。残念さがこみ上げる。冬だからこそ、しっかり冷水で洗ってもらいたい。

なお、いわもとQのそばにぬめりを感じることが多いのは、押し出し式製麺機が原因なのか、単に洗いが足りないだけなのか、よく分からない。製麺機の問題もあるような気がしてならないのだけれども。

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作者:馬場飯