最強の朝食はSガストのお手軽朝定食(小鉢は若鶏竜田)だ! - 高田馬場B級グルメ

ハンバーグと若鶏竜田を激安で堪能できるクイック・レストランSガストである。Sガストのお手軽朝定食とすかいらーくアプリのクーポンとの組み合わせが最強で神がかっている。毎日、Sガストで朝ごはんということになりかねない。

お手軽朝定食が何かという点について復習すると、お手軽朝定食とはご飯と味噌汁、生玉子のセットで、選べる小鉢が付く。選べる小鉢は、納豆やMIXサラダ、半カレールーもあるが、若鶏竜田を選べば間違いない。この定食にクーポンでもう一品を追加する。なお、ご飯は大盛、特盛が無料サービスである。これで最強の朝定食が完成だ。

ご飯特盛、若鶏竜田、カレールー

Sガストのお手軽朝定食(若鶏竜田)とカレールー

朝から満腹になって昼食も抜かなければならなくなる組み合わせである。

ご飯特盛がポイントだ。この量に対抗するため、クーポンでカレールーを選んだ。選べる小鉢は当然ながら若鶏竜田だ。他に選択の余地はない。若鶏竜田が美味すぎるのだ。

若鶏竜田でご飯をやっつけにかかる。若鶏竜田は三口に分けて食べた。一口ごとにご飯多めの割合で食べ進める。あまり無茶な割合にはしない。若鶏竜田はお手軽朝定食の主役である。主役は味わって美味しく食べたい。添えられたおろしポン酢がいい。若鶏竜田はサクサクに揚げられている。たとえ実態は電子レンジだとしても、これで十分だ。そして囓るとジューシーだ。溢れるほどジューシーな訳ではないものの、鶏肉の旨味が口内に広がる。粉っぽさは感じない。大根おろしが活躍しているようだ。諸々を中和してくれているのだ。次の一口を早く食べたいという想いにつながる。さて、この若鶏竜田の三口で、たった三口なのにご飯はそこそこ減るが、さすが特盛にはかなわない。これでやっと大盛りレベルまで減らせたか減らせていないかといった程度だ。きっとまだ大盛りレベルにまで達していないような気がする。

続けてカレールーの登場だ。最後は玉子かけご飯で締めるので、カレールーで白米を汚さないように食べ進めなければならない。スプーンでご飯を掬って、カレールーに浸してから口に運ぶ。予想通りである。ご飯の減りが加速する。ただ若干の問題が発生した。カレールーは最初から味を期待していなかった。期待していなかったから幻滅することはなかったのだけれども、予想通りそれほど美味いカレーではなかった。スパイシーさのかけらもないカレーだ。予想はしていたが、実際に予想通りになっても何ら嬉しくはない。具材は全て溶け込ませている。ゴロゴロとした具材はない。破片を感じる程度だ。ただ、ご飯の消費については圧倒的だった。

最後に生玉子の登場だ。卓上の醤油を垂らして、玉子かけご飯にする。ご飯の割合が適量の玉子かけご飯となった。カレーの後なので醤油の量はやや多めにして、美味しく食べ尽くせた。

味噌汁を飲みながら思う。無茶をした、と。満腹すぎる。端的に言えば、腹が苦しい。

お手軽朝定食の可能性を追求してみたかったのだ。特盛ご飯の可能性ともいえる。どの組み合わせにすれば、特盛ご飯を全て食べ尽くすことができるのか。その可能性を追求してみたかった。結論は得られた。若鶏竜田とカレールーの組み合わせで特盛ご飯はやっつけることができる。もう二度と注文することはないような気がするが、何だか限界を突破した達成感があった。

ご飯大盛、若鶏竜田、キャベツサラダ

Sガストのお手軽朝定食(若鶏竜田)とキャベツサラダ

ご飯は特盛にしてはならない。朝から満腹になって昼食も抜かなければならなくなる。約束だ。特盛ご飯には注意しろ。今回は大盛にした。

今回のポイントは若鶏竜田になる。特盛ご飯へのチャレンジで気づいたことがある。若鶏竜田のおかず力が半端ないという点だ。若鶏竜田1個と生玉子だけでご飯大盛を食べ尽くすことができるのではないか。若鶏竜田を適量のご飯と一緒に頬張って美味しく食べることも大切だが、今後、長い付き合いをしていくにあたって、若鶏竜田の可能性を見極めておきたい。そういう意図から今回の組み合わせを選択した。

ご飯は大盛だ。選べる小鉢はもちろん若鶏竜田だ。今回の主役だ。いや、今回も主役だ。そしてクーポンでキャベツサラダを選んだ。キャベツサラダはご飯のおかずにはならない。背水の陣だ。これで若鶏竜田1個と生玉子だけで大盛ご飯をやっつける準備が整った。

まずはキャベツサラダからだ。折角なので、ドレッシングは2種類とも試してみることにする。以前、朝のとろ玉ハンバーグ丼を食べたときに、2種類とも試したのだが、あいにくキャベツの量が少なかったので、味わいながら比較するというところまで至っていなかったのだ。赤フレンチドレッシングから試す。次にごまドレッシングだ。どちらも粘度が小さく、さっぱり気味だ。ごまドレッシングのほうが好みだった。悪くない。ただ、こうして食べてみると、松屋フレンチドレッシングとごまドレッシングがどれほど美味いのかということを思い知らされる。比べると、濃厚さの違いが歴然とする。なお、キャベツサラダだが、本当に文字通りキャベツだけのサラダだった。他の野菜は一切含まれていなかった。しかしキャベツサラダのキャベツはとても細めに千切りにされており、食感がふわふわとしているものだった。これは悪くない。むしろ歓迎だ。とんかつ和幸のキャベツを思い出す。この食感は好みだ。

次に若鶏竜田だ。ここからが本番だ。若鶏竜田は三口に分けて食べた。一口ごとにご飯多めで食べ進める。最後に玉子かけご飯にするときのご飯量を意識しつつ、若鶏竜田でご飯をやっつける。結果として、やや多めのご飯が残ってしまった。

最後は玉子かけご飯になるわけだが、卓上の醤油をやや多めに入れて、パンチを効かせることにした。美味しく食べ尽くす。

味噌汁を飲みながら考える。若鶏竜田は素晴らしい。やっぱり若鶏竜田と生玉子だけで大盛ご飯に勝利することができた。ただ、やっぱりちょっと無理気味なところがある。今後は修正しなければならない。それと想像以上に満腹である。大盛でも少し苦しいくらいだ。特盛を注文することは今後は絶対に控えよう。

なお、引き続き最強の朝食はSガストのお手軽朝定食であることを紹介していきたい。次回はごぼうサラダだ。

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作者:馬場飯