松のやの定食は何がおすすめか? - 松屋ファンクラブ
松のやの定食は何がおすすめか。まずは定食メニューを比較検討して、定食メニューの傾向を分析してみる。
品名 | 量 | 価格 | 増量 | 価格 |
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ロースかつ定食 | 標準 | 550円 | 厚切り | 700円 |
大判ヒレかつ定食 | - | 大判 | 750円 | |
ささみかつ定食 | 2枚 | 550円 | 3枚 | 700円 |
唐揚げ定食 | 6個 | 650円 | 9個 | 850円 |
ささみかつ定食と唐揚げ定食から、ライスとみそ汁、千切りキャベツ、レモン、タルタルソースの価格を逆算すると、250円だった。定食メニューに添えられる基本セットが250円なのは安い。店舗限定ではあるものの、ライスとみそ汁のお代わり自由がありがたい。逆に、ライスとみそ汁がお代わり自由でないならば、常識的な価格の範囲内だ。
ささみかつは1枚150円で、唐揚げは3個200円だ。高めの価格設定だ。しかも、これらを惣菜として単品で購入すると、ささみかつは1枚180円で、唐揚げは3個230円と各々さらに価格が+30円される。定食メニューにつく基本セットが安価であるのに対して、主役のおかずは高い。ささみかつ定食ならば3枚700円ではなく2枚550円、唐揚げ定食ならば9個850円ではなく6個650円を注文したほうが価格に比べて満足感が得られるに違いない。
松のやでは高価格帯のメニューが割高な価格設定になっていそうだ。ロースかつ定食も厚切り700円ではなく通常の550円を注文したほうが良さそうだ。
松のやは一品ごとの価格設定が高い。調べてみて実感した。例えば、松のやと松屋でライスとみそ汁の単品メニューを比較してみる。
品名 | 松のや | 松屋 | |||
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価格 | カロリー | 価格 | カロリー | ||
ライス | 並盛 | 200円 | 386kcal | 160円 | 386kcal |
大盛 | 270円 | 588cal | 220円 | 580kcal | |
特盛 | 340円 | 722kcal | 260円 | 773kcal | |
みそ汁 | 80円 | 28kcal | 60円 | 34kcal |
松のやは松屋よりも価格が高めに設定されていることが分かる。例えば、ライス並盛は松のやも松屋もカロリーが386kcalで同じであるにもかかわらず、松のやは200円、松屋は160円で販売されている。その差は40円で、松のやは松屋よりも25%ほど高めの価格設定になっている。
松のやの定食メニューの攻略法は二点に絞れそうだ。
- ライスとみそ汁がお代わり自由のセルフサービス店舗を利用せよ
- 揚げ物は最小限に控えよ
- ロースかつ定食550円
- ささみかつ定食550円
松のやを利用するならば、ロースかつ定食かささみかつ定食かの注文をおすすめする。逆に言えば、ロースかつ定食かささみかつ定食かを注文しないならば、松のや以外の店を視野に入れたほうがいい。なお、ロースかつ定食とささみかつ定食のどちらかを選ばなければならない場合、ささみかつ定食をおすすめする。ささみかつ定食はささみかつが2枚か3枚かを選べるのだが、3枚が2018年から2019年にかけて小刻みに値上げを繰り返してきたのに対して、2枚は2019年10月1日の消費税増税時に値下げをしたのだった。松のやと言えばトンカツ屋なのだからロースかつかヒレカツかを食べたいという方は別にして、豚肉でも鶏肉でも美味くて安ければいいという方には、やや変化球だけれども、ささみかつ定食をおすすめしたい。
松のやのお得感はライスとみそ汁がお代わり自由という点にある。松のやは一品ごとの価格設定が高めになっている。最小限の注文による最低限の出費でお代わり自由の恩恵を享受してこそ、松のやを堪能し尽くすことにつながるのだ。
作者:馬場飯