立ちスパ アッパーカット(立ち食いミートソース専門店はコスパ最強)

高田馬場・早稲田から将来のロメスパのチャンピオンが誕生するかもしれない。立ちスパ アッパーカットである。ジャポネもリトル小岩井も座席がある。アッパーカットには座席がない。まさかの立ち食いである。文字通りの意味で立ち食いスパゲティ(立ち食いパスタ)の店なのだ。気づいた。失礼してしまった。アッパーカットはロメスパではない。立ちスパなのだアッパーカットでは徹底したコスト管理を前提にミートソース並盛が380円で提供される。そのコンセプトは魅力的すぎる。

2016年9月26日創業。オーナーは元プロボクサーの臼井知史氏だ。

2019年2月4日には2号店が早稲田にオープンした。フランチャイズも視野に入れているらしく、今後の快進撃が楽しみである。

立ちスパ アッパーカットのスパゲティは油控えめ

アッパーカットミートソース

ロメスパといえば、注文が入ってから茹で置きした極太スパゲティを炒めて提供するスタイルが想起させられる。

立ちスパ アッパーカットのスパゲティは確かに極太のようだ。2.0mmを使用しているらしい。しかし、炒めないで提供される。

驚いた。いつのまにかこの手のスパゲティは炒めたものが提供されるものなのだと思い込んでしまっていた。

茹で置きであるのは間違いない。注文が入ると、茹で置きしたスパゲティをもう一度1分間湯通しして温め直してから提供しているようだ。ところが実際に食べてみて、問題なく美味かったという感想もウェブで散見される。ただし麺がゆるゆるという感想もウェブで散見されたので、タイミング次第ではあるのかもしれない。

ともあれ、炒めていない分だけ油の摂取は控えられるはずで、これはありがたい。

立ちスパ アッパーカットはデカ盛りではなくコスパで勝負

ロメスパといえば、デカ盛りスパゲティが想起させられる。スパゲティの量も味のうちである。

立ちスパ アッパーカットのスパゲティも確かに量が多い。並盛500g、大盛700g、特盛1,000gだ。しかし、さすがに茹で前の重量でないことは間違いなく、おそらく茹で後の重量である。より正確にいえば「総重量」と記載されているので、スパゲティだけではなく全体としての重量なのだろう。実際のところ、一般人が食べ切れないデカ盛りスパゲティを提供しているわけではなく、量の多さは常識的な範囲内である。

立ちスパ アッパーカットはデカ盛りではなくコスパで勝負しているのだ。店舗側も意識している。看板等の宣伝文句としてコスパの三文字は頻繁に使用されている。

並盛500gが380円、大盛700gが500円、特盛1,000gが700円である。茹で後でソース等諸々含めた重量とはいえ500gも食べれば満腹になる。この価格設定はありがたい。

立ちスパ アッパーカットのメニューはミートソースだけ

立ちスパ アッパーカットのスパゲティは炒めないで提供される。当然ナポリタンはメニューにない。立ちスパ アッパーカットはミートソース専門店なのだ。

例えばスパゲティーのパンチョはナポリタン専門店を名乗りつつも、創業時からナポリタンだけではなくミートソースも並行して販売し続けていた。アッパーカットが提供するメニューは本当にミートソース1種類だけである。

立ちスパ アッパーカットのメニュー

立ちスパ アッパーカットのメニューはミートソース1種類だけだ。トッピングは追加注文できる。最強コスパ実現のためにはメニュー数削減が必要だ。やむを得ないと考えよう。

品名価格
ミートソース500g380円
700g500円
1,000g700円
品名価格
タマネギ30円
ガーリックオイル
粉チーズ50円
味変カレー
辛味オイル
茹でキャベツ
温玉60円

立ちスパ アッパーカットのミートソース

立ちスパ アッパーカットのミートソースは、何というか、ざっくりとしている。

ミートソースのミートは通常の挽き肉だけではない。ざっくりとカットされた鶏肉がゴロッと入っている。ソースはざっくりとトマト缶を開けてボンッで粘度は弱めといった具合だ。大き目サイズにざっくりカットされたタマネギと輪切りの万能ネギがそこに乗る。

あくまでもイメージだが、アッパーカットのミートソースはざっくりしているのだ。これはこれで悪くない。そして価格まで考慮すると、この価格でこの味わいならば美味いとしかいいようがない。素晴らしい。

立ちスパ アッパーカットの卓上調味料

立ちスパ アッパーカットに卓上調味料はない。粉チーズもタバスコもない。必要に応じて、トッピングとして追加注文することになる。最強コスパ実現のためにはコスト管理の徹底が必要だ。やむを得ないと考えよう。

立ちスパ アッパーカットのテイクアウト

立ちスパ アッパーカットでミートソースをテイクアウトすることは500gに限って可能だ。券売機の「弁当」がテイクアウトになる。

1号店では店舗左手にある階段を登れば、そこは戸山公園になる。テイクアウトして食べるには最適のロケーションだ。

立ちスパ アッパーカットのアッパーカット丼

アッパーカット丼は1号店で販売されていた。2号店では販売されていなかった。気になる。アッパーカット丼とは何かを確認したところ、ミートソース丼だった。

1号店ではアッパーカット丼の他にホルモン丼も販売されていた。2号店よりもメニュー数が豊富なようだ。

店舗情報

1号店
新宿区大久保3-10-1 オレンジコート1F
高田馬場駅まで徒歩6分、新大久保駅まで徒歩13分、副都心線西早稲田駅まで徒歩6分
営業時間は月曜日から土曜日までの11:00から売切れまで、定休日は日曜日・祝日
2号店
新宿区西早稲田3-19-1 (同じビルのB1Fが定食WASEDAや)
高田馬場駅まで徒歩7分、副都心線西早稲田駅まで徒歩8分、東西線早稲田駅まで徒歩13分、都電荒川線面影橋まで徒歩5分
営業時間は月曜日から土曜日までの11:00から売切れまで、定休日は日曜日・祝日

立ちスパ アッパーカットへの訪問履歴

アッパーカットミートソース

2019年8月にアッパーカット2号店でミートソース500gを食べた。380円である。

アッパーカットは1号店のオープンに気づいていた。これは早速訪問して食べてみなければなるまい、そう心に決心しつつも、また今度でもいいか、それを繰り返して数年間が経過してしまった。2号店のオープンにも気づいていた。そして1号店同様の結果となってしまった。やっぱりウェブサイトを更新することは大切だ。アッパーカットのページを作成したい。それがモチベーションになるのだ。ページを作成するには、兎にも角にも食べに行かねばなるまい。そういう想いで今回の訪問に至った。

既に書き連ねていることだろうが、発見は多数あった。意外だった点も見つかった。そして立ち止まる。アッパーカット万歳でいいのか。アッパーカット最高でいいのか。何かしら不明なまま、何処かに物足りないところがあって、それがモヤモヤしていて言語化できない状態でいるような気がする。立ち食いそばならぬ、立ち食いスパゲティとして、アッパーカットが全国を席巻しても、何ら不思議はない。むしろそうなってもらいたいし、たとえそうなっても、やっぱりなぁと、きっと振り返るに違いない。

何が不足しているというのか?……ニンニクじゃね?ガーリックじゃね?

アッパーカットの最大の魅力の一つはガーリックオイルのはずだ。この味わいが癖になって、リピーターが増えるはずなのだ。ところが、現状はニンニク不足ではないか?ガーリックは少なめではないか?松屋うまトマハンバーグ定食ですらニンニクが弱いと感じてしまう。そういう層がいるのだ。……俺だ。アッパーカットにはもっと突き抜けていただきたい。「ニンニク入れますか?」の二郎が大評判だ。「ガーリックオイル入れますか?」のアッパーカットとなっていただきたい。「ガーリックオイルマシで」「ガーリックオイルマシマシで」の世界に突入できれば最高だ。

ちなみに、2号店では2.0mmの極太スパゲティは使用されていなかった。もっと細いスパゲティだ。歯応えもしっかりしているし、問題なく美味かった。注文から提供までが早い。早ゆでタイプのスパゲティを使用して、茹で置きはしていないと推測される。

その後、2019年9月13日に日テレの「沸騰ワード10」で立ちスパ アッパーカットが紹介されるという貼り紙を目撃した。楽しみである。

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作者:馬場飯