早稲田大学生活協同組合29号館フードショップ - 高田馬場B級グルメ
- 高田馬場B級グルメ[高田馬場・早稲田]
- 定食屋(洋食屋,大衆食堂)
- 早稲田大学生活協同組合29号館フードショップ
- 定食屋(洋食屋,大衆食堂)
早稲田大学生活協同組合29号館フードショップの紹介
早稲田大学生活協同組合フードショップである。
早稲田大学の学食としては大隈ガーデンハウスが有名である。大隈ガーデンハウスが光だとすれば、フードショップは影だ。グランド坂通りの29号館1階でひっそりと営業している。
定食や丼メニューの他に、ラーメンやそば等の麺類メニューが販売されている。ご飯が柔らかすぎて不味いので、定食や丼メニューは避けて、麺類メニューを注文したほうが良い。
早稲田大学生活協同組合29号館フードショップへの訪問履歴
2013年2月
オージービーフのおろし焼肉丼とは、29号館FS特製の和風おろしソースで焼いた旨味のあるオージービーフ100%の焼肉100gを丼ぶり
にしたメニューである。
Mサイズは450円で716kcal、Sサイズは420円で563kcalである。+50円でご飯を大盛にもできる。
◯◯チェーンに負けない美味しさです!(肉は柔かく旨味のある成形肉を使用しています)
とある。牛丼チェーンに負けない美味さらしい。東京チカラめしの焼き牛丼や松屋の焼き牛めしを想定しているのだろう。焼き牛丼や焼き牛めしが美味いということが前提である。宣伝文句としては失敗だろう。
そして使用する肉は成型肉
らしい。柔らかく旨味があったとしても成型肉の三文字が食欲を減退させる。思い出さないでも済んだことを無理やり思い出させられたみたいだ。やはり宣伝文句としては失敗だろう。
早稲田大学生協のオージービーフのおろし焼肉丼は、ご飯の上にレタス等の生野菜サラダがのせられ、その上に焼肉が敷きつめられた丼だった。焼肉にはゴマがふりかけられ、丼の中央にはカイワレ大根が添えられていた。味噌汁がつく。
生野菜サラダが焼肉とご飯にサンドされていた。これは予想外の不意打ちだった。許容範囲内でありつつも、生野菜サラダは別皿のほうが絶対にいい。
とにかくご飯が不味かった。全てはこの一言に尽きる。
柔らかすぎる。ご飯の粒が独立しておらず、隣の粒とくっついてしまっている。ベチャッとした食感だ。炊き加減に失敗している。水分を飛ばし切れていない。おじやの食感に近いご飯である。好みの範囲内の問題ではないような気がしてならない。ご飯として失敗作なのではないだろうか。不味い。
不幸にも、ご飯には29号館FS特製の和風おろしソース
が染みてベチャッとした食感を増幅させている。おろしソースの染みたベチャッとしたご飯の塊である。さらに残念なことに、この柔らかいご飯の塊の上にはレタス等の生野菜サラダがのっている。炒めた野菜ならばまだ許せたかもしれない。生野菜サラダとの相性は最悪だ。不味い。
救いだったのが、オージービーフ100%の成型肉の量が100gということだ。牛肉一枚々々に厚みがあって食べ応えがあった。成型肉だなと余計なことを確認しながら食べることにならなければ、もっと美味いと感じられたかもしれない。ただ味つけのおろしソースは薄い。いっそ生野菜サラダはなくしてしまって、ソースを焼肉のタレにしたほうが良さそうだ。水っぽさも少しは減る。
味噌汁で口直しをした。ワカメの味噌汁だ。白ネギが浮かぶ。
味噌汁は薄かった。きっと味噌も出汁も控えめにした味噌汁だ。残念である。
早稲田大学生活協同組合29号館フードショップのまとめ
ご飯が柔らかすぎる。柔らかく炊かれたご飯が好みの方にオススメだ。29号館フードショップに限らず、生協が運営する学食はこの傾向が強い。また、以前キッチンオトボケのライスが柔らかめに炊かれていた時期があった。暗澹たる気持ちだった。今のオトボケはそれほどでもないが、柔らかめに炊かれる傾向があるような気がする。あわせてオススメしておきたい。
そして何よりも安い。安いは正義だ。柔らかいご飯が原因で、この正義を追求しきれないことが何よりも残念だ。相性が悪かった。
作者:馬場飯