日高屋のチゲ味噌ラーメン - 高田馬場B級グルメ

日高屋 チゲ味噌ラーメン

2019年2月に日高屋でチゲ味噌ラーメンを食べた。610円である。

日高屋のチゲ味噌ラーメンは、白菜キムチ、豚肉、玉子、ニラ、タマネギが具材のキムチチゲ風の辛味噌ラーメンで、日高屋で最も評判のメニューだ。チゲ味噌ラーメンは2011年11月26日に期間限定で販売が開始され、当時の価格は560円だったが、その後590円に値上げされ、2019年には610円となった。

チゲ味噌ラーメンの味わいはキムチが支配している。肉と一緒に炒められたキムチの甘みと辛み、酸味、旨味が、レンゲでスープを口に運んだ瞬間から口中に広がる。キムチ炒飯も同様だが、炒めて火の通ったキムチはこの上なく美味い。だがキムチ一辺倒ではない。溶き玉子の甘みに加えて、多分味噌が味に奥行きを与えてくれているのだろう。間違いなく美味い。幸せだ。

チゲ味噌ラーメンの麺は日高屋特製の平打ち麺だったろうか、昔ながらの細麺だったろうか、何度も繰り返し食べ続けているのだが、どうしても思い出せない。平打ち麺でも細麺でも結局のところ、とろみの強いスープの持ち上げが良く、麺を大盛りにすると、普通のペースで麺を啜り続けるだけで、食べ終わる頃にはスープもほとんどなくなってしまっている。そういうことは覚えているのだ。だが、その麺自体の印象は霞がかかってしまっている。

チゲ味噌ラーメンを食べる。渾然一体とした味わいだ。甘酸っぱい。美味い。辛味が少しだけある。だが、それがいい。甘酸っぱく、とにかく旨味が強い。溶き玉子の効果も相まってスープのとろみが強く、麺を啜っても、具を拾って食べても、スープのとろみがまとって強烈な旨味が頭をぐらぐらさせる。だが、それがいい。堪らん。そして辛味がアクセントになる。もっと辛くてもいいかもしれないが、もはやそんなことはどうでもいい。この渾然一体とした味わいが好みだ。これでいい。食べ進めても、これがループして、病みつきになる。スープを啜るとスープを纏った溶き玉子も同時に啜らざるをえない。溶き玉子がスープと共に口中を満たす。絶品だ。素晴らしく危険な味わいのスープだ。麺がスープを持ち上げるので、食べ進めるにあたってこの堪らないスープから逃れる術がないのだ。次から次へと押し寄せる。

具材では白菜が際立つ。歯応えがいい。時々、はっと我に返させてくれるのは、この白菜だけだ。チゲ味噌ラーメンの前では豚肉でさえ飲み物だ。白菜が日高屋の良心だ。これがキャベツだったら、我々はきっとこのチゲ味噌ラーメンという得体のしれないメニューを飲み込むように食べ尽くしてしまっていたことだろう。

締めには、麺が残り少なってから卓上にある酢を垂らす。残った麺を食べ尽くして、最後の一滴までスープも飲み干す。濃厚なスープだ。きっとライスと相性がいい。しかしチゲ味噌ラーメン単品を食べ終えるだけでぐったりとする。腹が重い。まだライスを追加注文したことはない。チゲ味噌ラーメンのカロリーは1,022kcalで、麺大盛りでは1,210kcalとなる。スープまで飲み干したので、1,000kcal超のカロリーが体内に蓄積されたことになる。

日高屋の大宮担々麺はチゲ味噌ラーメンではない

2019年4月1日から日高屋は期間限定で大宮担々麺の販売を開始した。640円である。

チゲ味噌ラーメンは冬に期間限定メニューとして販売されていた。チゲ味噌ラーメンと入れ替わるように見た目の似た大宮担々麺が発売された。日高屋は大宮担々麺をチゲ味噌ラーメンの代替メニューとして提供しようとしたのかもしれない。

だが、ウェブで調べる限り、大宮担々麺はチゲ味噌ラーメンの味わいとは全く違っており、肉も野菜も具材としてほぼ入っていないのにも関わらず、640円という価格が高いという評価が目立っていた。

大宮担々麺を注文する前から躓いてしまった。まだ試したことはないのだが、どうしたものか。悩みどころであるものの、きっと徐々に大宮担々麺の存在を忘れていくような気がする。

ぎょうざの満洲の旨辛菜麺はチゲ味噌ラーメンではない

ぎょうざの満洲で旨辛菜麺が販売されている。ぎょうざの満洲を訪問したとき、タブレットのメニューで旨辛菜麺を知った。その見た目と名称から旨辛菜麺はチゲ味噌ラーメンへの対抗メニューだと思った。税抜530円だ。野菜は135gである。次回のぎょうざの満洲への訪問時に注文する可能性が高い。もしかすると旨辛菜麺はぎょうざの満洲のキラーメニューなのかもしれない。

……とても興味があったので、ぎょうざの満洲の旨辛菜麺が何者かを知るためにウェブを巡回した。結論から言えば、ぎょうざの満洲の旨辛菜麺はチゲ味噌ラーメンの代替物にはなりえなかった。旨辛菜麺はチゲ味噌ラーメンのこってりとした旨味がなく、むしろあっさりとした味わいらしい。旨辛菜麺はチゲ味噌ラーメンの代わりにはならない。

日高屋のチゲ味噌ラーメンは唯一無二の味わい

日高屋日高屋のチゲ味噌ラーメンは、その味わいが唯一無二で、他に代わりとなるメニューがないようだ。春が訪れたら、チゲ味噌ラーメンに別れを告げ、次の冬がくるのを待とう。

続けて日高屋のキムチ炒飯夏定番メニューの黒酢しょうゆ冷し麺秋定番メニューの酸辣きのこ湯麺もどうぞ!

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作者:馬場飯