揚げたて食堂アゲルヤは本当に揚げたてか?

揚げたて食堂 アゲルヤ

揚げたて食堂アゲルヤでは本当に揚げたてが提供されているのか?

誰もその真実を検証しようとはしない。とにかく“揚げたて”にこだわったと宣伝しているのだから、揚げたてに決まっていると考えているのかもしれない。もしくは、もう少し踏み込んで、揚げたてを提供しないことに利点がないため、揚げたてを提供しないというほうが合理的ではないと考えているのかもしれない。

なぜこんな疑問を抱いたのか、そこから話を開始したい。とんかつなのである。ロースとんかつ定食は、とんかつを揚げてから6切れにして提供されるが、とんかつ&から揚げ定食のとんかつは3切れで提供される。それでは、残りの3切れはどこに消えたのか。これがそもそもの疑問だった。

気になったのが、とんかつ&から揚げ定食のとんかつの切れ目だ。1切れ目は衣のない面が片面だけだ。2切れ目は衣のない面が両面だ。3切れ目は衣のない面が片面だけなのだろうか。それとも両面なのだろうか。

仮に片面だけだったら、謎は解決する。とんかつと別の揚げ物との盛り合わせ定食が注文された場合、とんかつは揚げる前に半分に切られるのだ。そして、半分になった状態で揚げられ、3切れに切断されて提供される。これならば確かに揚げたてだ。

しかし、衣のない面が両面だったら、謎は深まる。とんかつは丸ごと揚げられ、その後、6切れに切断されて、そのうち3切れが提供されたことになる。残りの3切れはどうなったのか。タイミングが合えば、別の客に提供されているのだろう。しかし、タイミングが合わなかった場合、暫くの間、揚げ置きの状態で放置されているのではないだろうか。

まずは3切れ目の衣を確認したい。ウェブで画像を探す。残念ながら見つからない。自ら注文して、直接目視するほかないのかもしれない。仮に衣が片面だったら、すっきりする。謎が解けた。揚げ置きはない。しかし、仮に衣が両面だったら、もやもやする。他の客に提供されたのだろうか。それとも二度揚げされて、揚げたてです、という解釈になるのか。さらに、自分の弱い脳みそでは想定できていない何か有効な方策があるのか。

アゲルヤのシーフードフライ定食のイカフライは揚げたてか?

アゲルヤのイカフライに気づいた。アゲルヤのシーフードフライ定食のイカフライは、イカを揚げてから半分に切って提供される。メニューを確認すると、断面の白色が鮮やかだ。

提供されなかった残り半分のイカフライはどういう取り扱いをされるのか。タイミングが合えば、別の客に提供されるのだろう。しかし、タイミングが合わなかった場合、暫くの間、揚げ置きの状態で放置されているのではないだろうか。もしかすると揚げたて時間が設定されているのかもしれない。揚げ置き開始から1時間以内は揚げたてとみなす、といったルールだ。あくまでも想像の世界なのではあるが。

仮にこういったルールが設定されているとすると、注文が入ってから揚げはじめるのではなく、ランチタイム前などはある程度作り置きされている可能性もありそうだ。1時間以内が揚げたてとみなされるならば、ランチタイム15分前から混雑に備えて、前もって揚げはじめるというのは現場の判断として全く不思議ではない。

アゲルヤの揚げたての謎は奥が深そうだ。

アゲルヤのチキン南蛮が一枚肉ではなく、とり天の理由

アゲルヤのチキン南蛮は、鶏の一枚肉を揚げたものではなく、鶏のから揚げにタルタルソースを添えたものだった。アゲルヤと経営が同じプレナスグループでは、ほっともっとのチキン南蛮弁当もやよい軒のチキン南蛮定食も鶏の一枚肉を揚げたものだ。アゲルヤの手作りチキン南蛮定食だけが一口大の鶏の天ぷらだった。

揚げたての謎が関連してはいないだろうか。

チキン南蛮で鶏の一枚肉を使用した場合、とんかつと同じ問題が生じる。とんかつ&から揚げ定食が注文されたとき、とんかつ6切れのうち、提供されなかった残り3切れがどういう取り扱いをされるのか、という問題だ。鶏の一枚肉ではなく、とり天ならば、何ら問題ない。チキン南蛮定食ならば4個揚げればいい。チキン南蛮&から揚げ定食ならば2個揚げればいい。揚げたて・揚げ置き問題は発生のしようがない。

アゲルヤのチキン南蛮が一枚肉ではなく、とり天なのは、盛り合わせ定食でハーフでの提供を見越しているからだ。しかし全ての問題が解消している訳ではない。とんかつとイカフライはこの弱点を抱えたままとなっている。

しかし、アゲルヤはメニューを眺めつつ、あれこれ想像するだけで、結構楽しめてしまうものだと分かった。

他のページもどうぞ!

作者:馬場飯