アゲルヤとほっともっとのハンバーグ
2020年1月にアゲルヤ大塚店でハンバーグ定食を食べた。
アゲルヤのハンバーグの第一印象は「チッサッ!」だった。 ハンバーグが小さい。 店頭の立て看板やメニューチラシなどに掲載されていたハンバーグは大きかった。 きっと撮影時の角度とか遠近法とか、そういうことなのだろう。 確かにもっと大きかったのだ。 ところが、実際に提供してもらったアゲルヤのハンバーグは、そのイメージのハンバーグよりも一回りほど小さかった。
いったん印象が悪いと、細かい箇所まで気になってくるものだ。 デミグラスソースも少ない。 立て看板やチラシによって形成されたイメージの中のデミグラスソースはハンバーグを覆い尽くして、皿にソースの水たまりをつくるほどだった。 実際には、デミグラスソースのかかっていないハンバーグの地肌が見ている箇所があるではないか。 とはいえ、仕方がない。 諦めるほかない。
ハンバーグをしげしげと眺める。 アゲルヤは株式会社プレナスが経営しており、ほっともっとややよい軒と同じグループだ。 ほっともっとのデミグラスハンバーグステーキ弁当は590円で、やよい軒のデミハンバーグ定食は850円となる。 そして、アゲルヤのハンバーグ定食は690円なので、ほっともっととやよい軒の中間になる。
ほっともっととやよい軒では、ハンバーグの主な原材料と原産国を公開しているので、確認してみよう。
| 店名 | 価格 | 主な原材料 | 原産国 |
|---|---|---|---|
| ほっともっと | 590円 | 牛肉 | アメリカ、カナダ、オーストラリア他 |
| 豚肉 | ヨーロッパ、カナダ、アメリカ、メキシコ、チリ他 | ||
| 鶏肉 | ブラジル、タイ | ||
| やよい軒 | 850円 | 牛肉 | オーストラリア |
| 牛脂 | 日本 | ||
| 豚肉 | カナダ、ヨーロッパ |
ほっともっとのハンバーグの挽肉は、牛肉と豚肉、そして鶏肉の合挽肉だ。 それに対して、やよい軒は牛肉と豚肉の合挽肉となる。 アゲルヤのハンバーグ定食の原材料のグレードは、690円という価格から考えれば、この両者の間に位置するかのようにみえる。 しかし、アゲルヤのハンバーグ定食には、ナスとカボチャの野菜かつが添えられている。 ナスとカボチャの野菜かつはサイドメニューとして単品130円で販売されている。 野菜かつの存在を無視することは到底できない。 それに千切りキャベツもある。 ちょっぴりだけ紫キャベツとニンジンの千切りも混じっている、そんな千切りキャベツだ。
アゲルヤのハンバーグ定食690円から、ナスとカボチャの野菜かつ130円をちょっとだけ値引きして100円にしたうえで控除すると、アゲルヤのハンバーグ定食(ナスとカボチャの野菜かつ抜き)は590円になる。 ほっともっとのデミグラスハンバーグステーキ弁当の価格を思い出そう。590円だ。 ……流用したな。 きっと、ほっともっとのデミグラスハンバーグステーキ弁当のハンバーグと、アゲルヤのハンバーグ定食のハンバーグは同じ商品だ。 あくまでも推測の域を出ないが、アゲルヤのハンバーグ定食のハンバーグとは、実はほっともっとのデミグラスハンバーグステーキ弁当のハンバーグと同じ商品で、牛肉と豚肉、そして鶏肉の合挽肉のハンバーグだ。 多分、そういうことなのだ!
なお、別ページで書き散らかしているが、このことは全く問題ではないし、デメリットでもない。先取りして語ると、アゲルヤのハンバーグ定食は普通に美味かったのだ。
作者:馬場飯