アゲルヤのチキン南蛮定食とやよい軒のとり天定食
アゲルヤの手作りチキン南蛮定食を食べたときに違和感があったのだ。
やよい軒のチキン南蛮定食のチキン南蛮は、鶏の一枚肉を揚げたものだった。 それに対して、アゲルヤのチキン南蛮は、一口大の鶏肉を揚げたから揚げだった。 甘酢ソースが少量かけられており、タルタルソースが小椀で添えられている。 これが一つ目の違和感だ。一枚肉ではなかった。だが、この点については事前に知っていたから、良しとしよう。 やよい軒とアゲルヤは経営が株式会社プレナスで同じではあるが、両者のチキン南蛮は全くの別物なのだ。
アゲルヤのから揚げの衣はキツネ色というよりもやや白く、齧るとサクサクした歯応えで柔らかかった。 衣には厚みがあるが、ガリッとかカリッとかではなく、サクッとした食感だった。 衣自体に旨味があるが、味付けはとても薄味だった。 これが二つ目の違和感だ。不思議な味・食感のから揚げだった。
アゲルヤの二大看板メニューは、から揚げ定食と手作りチキン南蛮定食だ。 から揚げ定食のから揚げに、甘酢ソースを少量かけて、タルタルソースを添えれば、手作りチキン南蛮ということになるのだと予想していた。 最初からそのように思い込んでいた。 ところが、実際にアゲルヤのチキン南蛮を食べてみると、とても変わったから揚げで、から揚げらしくないから揚げだった。 とても不思議なから揚げだった。 もちろんではあるが、アゲルヤの手作りチキン南蛮定食のから揚げは、から揚げ定食のから揚げとそもそも全くの別物だった。
2020年2月13日に、やよい軒は期間限定でとり天定食を新発売する。 やよい軒のとり天定食は、とり天5個と千切りキャベツ、ライス、みそ汁のセットで、ポン酢、おろし、からしが添えられるらしい。 やっと気づいた。 とり天だ。 アゲルヤの手作りチキン南蛮定食のチキン南蛮は、から揚げではなく、とり天だったのだ。 これで全てがしっくりとくる。
から揚げだと考えるから不思議な違和感を抱いたのだ。 天ぷらだと考えれば全てが納得できる。
アゲルヤの手作りチキン南蛮定食のチキン南蛮は、一口大の鶏肉を揚げたとり天で、甘酢ソースが少量かけられており、タルタルソースが小椀で添えられている。 とり天の衣は齧るとサクサクした歯応えで柔らかく、厚みがあるが、サクッとした食感だ。 衣自体に旨味があるが、味付けはとても薄味で、塩で食べても天ぷらとして悪くなさそうだ。 すんなりと納得できる感想だ。
なぜチキン南蛮にとり天を使ったのかという疑問は残るものの、他の疑問は全て払拭され、違和感は一切なくなった。 きっとアゲルヤのチキン南蛮定食のとり天は、やよい軒のとり天定食でも、兼用で使われることになるのだろう。
ところで、2020年2月だ。PayPayが40%割引、au PAYが20%割引を実施する。久々の大型キャンペーンのような気がする。アゲルヤもやよい軒も2020年2月は不遇の月になるかもしれない。もちろんアゲルヤとやよい軒だけに限った話ではない。PayPayやau PAYといったQRコード決済を導入していない飲食店全てに影響を与える話になりそうだ。
近所で4割引や2割引のセール中の飲食店があれば、どうしても足はそちらに向かう。数パーセントが還元されるという話ならば、それほどは意識しないが、4割引や2割引となれば、これは注目せざるをえない。
といった状況下になるので、2月中はPayPayとau PAYの店舗に夢中になる予定である。
作者:馬場飯