非常食のパスタはローリングストック(循環備蓄)がおすすめ - 高田馬場B級グルメ

非常食の主食としてパスタを備蓄している。パスタの賞味期限は2年以上に及ぶ。パスタは自宅避難時の非常食として備蓄に最適だ。パスタは、マ・マー早ゆで3分スパゲティ1.6mmを選んだ。早ゆでスパゲッティは非常時にも普段使いでもありがたい

ローリングストック(循環備蓄)を前提にして考えている。ローリングストックとは、非常食を日常的に消費して、減った分を追加購入する備蓄方法である。循環備蓄とも言う。パスタは100g5束で500gだ。二週間に100g1束を消費すると、一ヶ月で200g2束、一年間で2,400g24束、二年間で4,800g48束になる。このペースで消費する場合、備蓄可能量は10パック弱になる。一人だったら二週間、二人だったら一週間分の主食になる。半月に一度、100g1束のパスタを消費することで、パスタだけで非常時にも十分な主食の備蓄ができる。

非常食として必要な量から備蓄量を決めるのではなく、日常的に無理なく消費できる量から備蓄量を決めるのがいい。ローリングストック(循環備蓄)は非常時ではなく日常での運用こそが大切だ。日常的な消費を意識するあまり、非常時に量が不足する恐れはないはずだが、心配ならば、パスタ以外の主食も並行して備蓄することで問題が解消する。ストレスなく、いつのまにか非常食を備蓄できてしまっているという状態が理想である。

非常食のパスタとしてはサタケから5年間の長期保存ができるマジックパスタが販売されているものの、価格が高く、通常のパスタでも容易にローリングストックができるので、おすすめできない。いつも食べ慣れているパスタこそ非常食としておすすめする。また、非常食としてアルファ米や乾パンが多数販売されているが、賞味期限到来時の消費の苦痛を考慮すると、全くおすすめできない。パスタだけで自宅避難時の備蓄量は十分に確保できるのだ。あえてアルファ米や乾パンにまで手を出す必要はない。繰り返すが、いつも食べ慣れているパスタこそ非常食としておすすめする。

水は問題だ。水道の供給が断絶した場合、水はいくらあっても足りなくなる。水の備蓄はペットボトル2リットル6本の箱が4箱である。一人一日3リットルの水を消費する場合、一人だったら16日、二人だったら8日分の水になる。まだ不安だ。備蓄に給水拠点(応急給水槽や浄水場・給水所等)で給水を受けるための給水袋を追加した。さらに、備蓄に携帯浄水器も追加した。自宅避難時に水はあればあるだけいい。他にも、水の2リットルペットボトルは空きスペースに最大8本備えている。冷蔵庫にも4本は入る。災害が予測できた場合は風呂にも水を貯めようとしている。非常食よりも水こそが最重要な備蓄品目だ。今後も引き続きその点だけは忘れないようにしたい。

次に電気とガスが問題となる。電気とガスの供給が断絶した場合、カセットコンロが必須となる。日常的にカセットコンロは使用していないため、ローリングストックは諦める。備蓄にカセットコンロとカセットボンベ1セット3本を2セット6本を追加(後日、4セット12本体制に移行)した。ガスよりも電気のほうが復旧が早いため、備蓄に電気ポットを追加するのが望ましい。さらに、備蓄にIHクッキングヒーターを追加するのが望ましい。しかし実際にはどちらも備蓄に追加していない。電気ポットもIHクッキングヒーターも日常的に使用していない。備蓄目的だけに購入することになるため、気後れしてしまっている。例えば備蓄目的で自家発電機を購入するものだろうか。購入したほうが安全だが、それなりの価格であるし、保管スペースも必要となる。どこかで妥協が必要になるのだ。

以上で非常食の備蓄体制は整備された。あとは毎月2回ほど自宅でスパゲティを食べる生活を開始するだけだ。

パスタの非常食レシピ(ポリ袋パスタ・水漬けパスタ)

非常食としてパスタをローリングストック(循環備蓄)するには、日常生活でお手軽に美味しくパスタを食べられるようにすることが最も重要である。早ゆでパスタは調理時間を短縮できるので重宝している。しかし、それとは別に、非常食として備蓄していたパスタを、非常時に即した状態で食べられるようにするレシピも知っておく必要がある。頭を切り替える必要がある。非常時には水が問題となる。水道の供給が断絶した場合、水はいくらあっても足りなくなる。最小限の水で、備蓄したパスタを美味しく食べられるようにする工夫がいるのだ。ポリ袋パスタである。

ポリ袋パスタとはパスタを調理前にポリ袋に入れて飲料水に漬けておく調理法である水漬けパスタとも言う。この後、茹でる場合でも炒める場合でも調理時間が短縮できるし、ポリ袋の水以外は余分に飲料水を消費しないで済ませることもできる。茹でる場合、鍋にポリ袋ごと投入して茹でる。別の食材をポリ袋に入れて一緒に茹でることもできるし、鍋の水も汚れることがないので再利用することもできる。鍋の水はそもそも飲料水でなくても構わない。

パスタを飲料水に浸す時間は標準茹で時間×10分以上が目安だ。マ・マー早ゆで3分スパゲティ1.6mmでも30分以上となる。きっと非常時には早ゆでスパゲッティを備蓄品として選んだ自分を褒めたくなるに違いない。飲料水に浸したパスタを実際に茹でる時間は、標準茹で時間よりも短くて問題ないようだ。マ・マー早ゆで3分スパゲティ1.6mmの場合、茹で時間が2分間でも問題なかったというウェブページも見かけた。

パスタソースは缶詰ではなくてレトルトで一人前

備蓄するパスタソースの選定に悩んだ。パスタソースは缶詰がレトルトよりも賞味期限が長い。レトルトの賞味期限は1年間から1年半だ。パスタよりも短い。それに対して缶詰は2年間から3年間だ。マ・マー早ゆで3分スパゲティ1.6mmの賞味期限が2年間以上あるので、それにあわせて缶詰を購入するのが正しい。だが、問題は容量だ。レトルトは一人前から販売されているが、知る限り、缶詰で一人前は販売されていない。非常食として缶詰を選んだ場合、日常的な消費時には1日目はパスタソースとして、2日目は別の料理でとするのが合理的だ。もしくは二人で缶詰を同時に消費するのが合理的だ。だが、手間がかかるし、缶詰を開けた瞬間、残り半分の消費のために、その後に食べられるメニューが限定されるというのが気に障る。一人で完結しないというのも継続が難しい。缶詰は性に合わない。パスタソースはレトルトで1人前から消費できる商品に限定して備蓄品を探すものとした。ただし、パスタソースの賞味期限管理にはコツが必要となった。

以上の結果、パスタは十分な備蓄が容易に可能となったが、ローリングストックを前提にすると、パスタソースは備蓄として不足することが決定した。災害時にはパスタソースが不足することになるため、パスターソースを使い尽くした後は、醤油やめんつゆ等の調味料とオリーブオイルを駆使してパスタを食べることになる。非常時よりも日常生活を優先させた。とはいえ、調味料やオイルはローリングストックの対象としているので、これらは不足することなく余裕がある。また実際のところ、主食の備蓄はパスタだけではない。全く備蓄として意識していないが、米があるはずだ。また、他に揖保乃糸(素麺)を非常食として備蓄している。本頁ではこれ以上は言及しないが、揖保乃糸(素麺)も主食の備蓄品として非常に優秀だと考えている。これらを活用することで、災害時にもそれほど苦痛を味わないですむという想定でいる。

タスマニアビーフのボロネーゼ

タスマニアビーフのボロネーゼは、トップバリュの製品で、隠し味に赤ワイン、チーズ、豆みそを加え、ローレル、オレガノ、バジル、タイム、黒こしょうで仕上げられたボロネーゼだ。1人前140gで、カロリーは227kcal、栄養成分はたんぱく質7.6g、脂質16.2g、炭水化物(糖質11.9g、食物繊維1.7g)で、ナトリウムは885mg(食塩相当量2.3g)となる。2019年10月時点で税抜148円(税込159.84円)だ。

1人前のミートソースなりボロネーゼなりを探していた。そのなかで備蓄品として選んだのがタスマニアビーフのボロネーゼだった。タスマニアビーフのボロネーゼは甘くなく、トマト感がなく、シャバシャバしていない。タスマニアビーフのボロネーゼは苦味さえ感じられ、肉の旨味とハーブの香りに溢れ、ややドロッとしている。好みだった。毎月一度は食べ続けたとしても、飽きることなく、美味い、美味いと食べ続けられそうだ。……そう考えていた。

暫定1位に君臨した後、何回食べたことだろう。2019年10月時点では、そろそろ飽きてきた。残りが5個で、賞味期限は最長が2020年8月だった。2ヶ月に一つ消費するペースだ。嬉しさが消えている。以前は違った。もっと消費時に喜びを感じていたはずだ。いったん買い控えて、別のミートソースなりボロネーゼなりを開拓する時期が到来したのかもしれない。

続けてあえるだけのパスタソースとの遭遇を語ることにする。宜しければ引き続きどうぞ。

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作者:馬場飯