100円ローソンの牛肉のボロネーゼは最強備蓄パスタソース? - 高田馬場B級グルメ

非常食の備蓄はパスタがいい。パスタの賞味期限は2年間以上で非常食として備蓄に最適だ。当初、備蓄パスタに合わせるソースとしてはトップバリュのタスマニアビーフのボロネーゼを選んだものの、賞味期限が1年未満と短く、あえるだけのパスタソースへの移行の検討を開始していた。あえるだけのパスタソースのなかで最初に導入が決定したのがあえるだけパスタソース 海老トマトクリームだった。トップバリュのタスマニアビーフのボロネーゼとマ・マーのあえるだけパスタソース海老トマトクリームは並行して備蓄することにした。続けて、タスマニアビーフのボロネーゼを、あえるだけのパスタソースに置き換えようとしたのだが、賞味期限が1年半弱のボロネーゼを発見してしまった。ローソンストア100の牛肉のボロネーゼである。

ローソンストア100の牛肉のボロネーゼ

パスタソースは缶詰がレトルトよりも賞味期限が長い。問題は容量だ。レトルトは一人前から販売されているが、知る限り、缶詰で一人前は販売されていない。缶詰は性に合わない。パスタソースはレトルトで1人前から消費できる商品に限定して備蓄品を探すものとした。こうした状況下でローソンストア100の牛肉のボロネーゼに出会った。牛肉のボロネーゼは賞味期限が1年半弱だった。1人前レトルトのパスタソースで1年半弱という賞味期限は今までで最長だった。

牛肉のボロネーゼは、ローソンストア100の製品で、牛肉たっぷり(とはいえ玉ねぎのほうが多い)で赤ワイン仕立てのボロネーゼだ。1人前160gで、カロリーは138kcal、栄養成分はたんぱく質5.2g、脂質6.9g、炭水化物13.7gで、食塩相当量2.6gとなる。2019年10月時点で税抜100円(税込108円)だ。

トップバリュのタスマニアビーフのボロネーゼは、1人前140gで、カロリーは227kcal、栄養成分はたんぱく質7.6g、脂質16.2g、炭水化物13.6gで、食塩相当量2.3gだった。顕著な違いは脂質である。ローソンストア100の牛肉のボロネーゼが6.9gであるのに対して、トップバリュのタスマニアビーフのボロネーゼは16.2gだ。倍以上の差がある。牛肉の脂身の使用量がこの差として現れているに違いない。思い返せば、トップバリュのタスマニアビーフのボロネーゼはソースがややドロッとしていた。美味かった。あれは牛の脂の美味さだったのだ。それとトップバリュのタスマニアビーフのボロネーゼにはチーズが含まれているので、チーズの脂質も影響を与えているに違いない。美味かった。

チャンスだ。ローソンストア100の牛肉のボロネーゼが美味かったら、賞味期限が1年未満と短く、しかも脂質が倍以上のトップバリュのタスマニアビーフのボロネーゼと縁を切ることができるのだ。とりあえず1パックを購入し、試食してみることにした。

結論が微妙だったので、その結果から報告する。ローソンストア100の牛肉のボロネーゼよりもトップバリュのタスマニアビーフのボロネーゼのほうが美味かった。でも、ローソンストア100のボロネーゼも悪くはなかったのだ。トップバリュのボロネーゼは旨味が濃縮している。癖が強く、苦味さえ感じられるほどだ。他で味わえないからリピートしたくなる。ところが、リピートしすぎて、その独特の味わいが鼻につきはじめていた。美味いのだ。比較すれば、やっぱり美味いのだ。美味いのだけれども、あまりにリピートした結果、少し飽きてきたのかもしれない。ローソンストア100のボロネーゼは、トップバリュのボロネーゼと味の方向性は似ていたが、より無難に淡白にさらりとした味と食感にまとめられていた。万人受けするタイプだ。

ローソンストア100の牛肉のボロネーゼには次の三点のメリットがある。

ローソンストア100の牛肉のボロネーゼを備蓄品として採用することにした。トップバリュのタスマニアビーフのボロネーゼと並行して備蓄することにする。

次回はパスタ関連から少し離れてそうめん(揖保乃糸)について語ります。宜しければ続けてどうぞ。

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作者:馬場飯