業務用スーパーの除菌アルコール78を現金決済で購入 - 高田馬場B級グルメ

QRコード決済で全ての買い物をできればスマートなのだが、現実には現金決済しか受付してもらえない店舗もまだ残っている。 その一つが業務スーパーだ。業務スーパーは店舗ごとに対応が異なっており、店舗によってはQRコードや交通系ICカードなどで決済できるらしい。しかし、業務スーパー新宿大久保店は現金決済だけだった。

業務スーパーで除菌アルコール78を購入したかったのだ。新型コロナウイルスの影響だ。2020年2月11日には新型コロナウイルスによる肺炎の正式名称がWHOによってCOVID-19と名付けられた。今後も感染の脅威は続くはずで、遅ればせながら、その対策の一環として、除菌アルコール78を購入することにした。

非常食のパスタはローリングストック(循環備蓄)がおすすめだと繰り返し言及してきた。地震等でライフラインが停止したときの自宅避難を想定して、非常食の備蓄をしてきた。パスタを非常食として備蓄する場合、パスタに合わせてローリングストックするパスタソースの選択が難しいが、それなりに結論は出ている。

以上に加えて、そうめんもローリングストックの対象にすれば万全だ。

ところが、マスクやアルコール製剤は全く備蓄していなかった。マスクもアルコール製剤も日常的に消費していないため、ローリングストックの対象として考えていなかったのだ。ウェットティッシュの買い置きをする程度で、除菌・消毒といった衛生面の備蓄はお茶を濁していたのだ。そこに今回の新型コロナウイルスの発生だ。除菌・消毒面での備品不足から相当な時間を費やすはめになった。今回の体験を生かして、今後は備蓄品のリストに追加していくことを検討したい。しかし、ともあれ将来の課題は課題として、直面の問題をまずは解決していかなければならない。

ノロウイルスはアルコール製剤では対策にならなかったが、新型コロナウイルスに対してはアルコール製剤が有効だと考えられている。当初は手指消毒向けのアルコール消毒液をドラッグストアやスーパーで探していたのだが、既にドラッグストアやスーパーで消毒液は販売されていなかった。仕方がないので、アルコール消毒液の代替品を探すことにする。

調べてみたところ、食器や食品の除菌向けのアルコール製剤に辿り着いた。業務スーパーで見かけたことがある。手指消毒向けの商品ではなかったため、購入は見送った。除菌アルコール78という商品だった。他のアルコール製剤と比較して、1円当たりの量が多く、頻繁に使用しても財布が傷まないようだ。使用目的は違うものの、今後、仮に新型コロナウイルスの感染範囲が急速に拡大したら、そんな些細なことは気にならなくなるかもしれない。

当然、気がかりではある。製造会社のウェブサイトでも次のように注意喚起されていた。

本品は食品やまな板等の除菌・保存目的の商品ですので手や肌への除菌目的で作られておりません。その為、「手や肌に使用可能、除菌効果あります」と断言する事はできません。また、本品には保湿剤は配合しておりませんので、手荒れなどの原因になる場合があります。本品はあくまで消毒ではなく除菌名目でご使用ください。

言い回しが絶妙だ。手や肌に使用可能で除菌効果があると断言できない、らしい。断言はできないのかもしれないが、除菌効果はほぼ間違いなくあるに違いない。ただし保湿剤が配合されていないため、手荒れなどの原因になる場合があるようだ。手指の消毒目的のアルコール消毒液は、既にドラッグストアやスーパーで販売されていなかったが、これらの商品にはきっと保湿剤が配合されているのだろう。手荒れのリスクは引き受けるほかない。仕方がない。

以上のような経緯から、業務スーパーで除菌アルコール78を購入するに至ったのだが、業務スーパー新宿大久保店は見事に現金決済だけだった。久しぶりの現金決済だったのだが、確か税込493円で財布の小銭が495円だった。財布から小銭が消えて、清々しい気分になったのであった。

余談だが、業務スーパー新宿大久保店では一人1本しか購入できなかったので、続けて業務用スーパーSHIODAYA新宿店まで足を運んで、もう1本別の除菌アルコール製剤を購入した。そこでも現金決済だったのだが、店員はいるのに、機械に現金を投入して、お釣りを受け取る方式だった。この現金決済専用マシーンは初めて見た。何というか、壮大に大掛かりで無用な機械のように思えて、面白い。良い体験だった。

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作者:馬場飯