定食(洋食)チェーン店 - 高田馬場B級グルメ
定食屋は定食の店で、洋食屋は洋食の店で、大衆食堂は大衆向けの食堂だ。しかし実際のところ、その境界はとても曖昧だ。最も頻繁に日常会話で使用されているのは「定食屋」だと思う。定食は、おかずだけの一品料理とは異なり、おかずが白飯、味噌汁等とセットになったメニューだ。定食がメニューにない店は珍しい。ある店をどのように呼ぶのが相応しいか迷ったら、とりあえず「定食屋」と呼んでおくことにしよう。
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大戸屋 ごはん処
かつや
2011年10月04日とん汁定食:682円
2011年10月4日にかつやでとん汁定食を食べた。682円だ。
何ヶ月ぶり、何年ぶりのかつやだろう。だめスケ氏の影響だ。かつやの豚汁(大)157円は味もよく、コストからするとボリュームもかなりオトク
とか、1位 かつやの
とか、とにかくとん汁を猛烈に推すのだ。ブログを愛読している一人としては食べてみなくてはならないだろう。とん汁定食
とん汁定食を注文した。5分が経過する。そして10分が経過する。音沙汰がない。不安がよぎる。店員に声をかけてみようかどうか悩みはじめた頃にとん汁定食が出された。
かつやのとん汁定食は、とん汁(大)+ヒレカツ2枚+キャベツ+ライスだ。
とん汁の具はよく憶えていないけれども、だめスケ氏によれば、肉、ネギ、ニンジン、大根、タマネギ、サトイモだ。具の一つ一つは小ぶりに切られている。これはこれで悪くない。椀の見た目は巨大だが、底が絞られていて、見た目ほどの量はない。しかしそれでもたっぷりと食べられる。これはいい。
ヒレカツは小ぶりだが、カツに厚みがある。柔らかい。不自然な柔らかさだ。コロモも厚めでコロモそれ自体を味わって食べさせるものだった。悪くはないのだろうが、好みではなかった。オートフライヤーで揚げているらしい。カツはアメリカ・カナダ産でコロモは生パン粉とのことだ。
卓上には切り干し大根がある。ありがたい。
次回からは682円から100円が割引される。
メニューには100円割引券の対象にならない514円(税抜490円)のメニューが多い。カツ丼(梅)、海老フライ丼、ソースカツ丼(梅)だ。100円割引券を持たずにかつやに入店したときには、カツ丼(梅)、海老フライ丼、ソースカツ丼(梅)のどれかを選択するのがよい。これらのメニューから開始して、次回以降は100円割引券の使用できる定食類に移行していくのがよい。逆いえば、最初から定食類を注文するのは割高だ。100円割引券が使用されることを前提とした価格設定であるような気がしてならない。
かつやのとん汁定食は682円だと高いけれども、100円割引ならばそれなりに納得させられるメニューだった。そして、とん汁(大)157円は魅力的だ。そしてとん汁(大)×2=314円で済ませる計画はとても魅力的だ。問題があるとすれば、それを実行する勇気だ。これがとても問題だ。とん汁(大)×2という注文が果たして受付してもらえるのかどうかが不明のなか、そのような注文を実際にするには多大なる勇気が必要である。
2011年10月24日かつ丼(梅):414円
2011年10月24日にかつやでかつ丼(梅)を食べた。414円だ。100円割引券を使用した。
20日ぶりのかつやである。月末が近づく。100円割引券の期限が近づく。かつやに行こうか、それとも毎月一度のかつや詣でを余儀なくされる100円割引券の連鎖を最初から断とうかと考えはじめていた。だめスケ氏から朗報がもたらされた。
メニューには100円割引券の対象にならない514円(税抜490円)のメニューが多い
と書いていたが、定価500円以上が割引条件ですので、100円割引券の対象に
との指摘を受けた。それだとカツ丼(梅)が414円で食べられてしまうではないか。ということで、早速、食べに行ってみた。だめスケ氏、ありがとう!なる
です
とん汁定食を食べたときよりは待たされなかった。10分程度だったろうか。かつ丼(梅)の到着だ。
カツの上には、半熟の玉子の白身がかけられている。黄身はカツの脇だ。白身よりは固まった状態だった。黄身と白身を分けて調理しているのかもしれない。これは良い。カツのコロモのパン粉にはタレが染みているが、ベタベタした感じはない。適度な染み込み具合だ。これも良い。そしてカツの上には三つ葉がのる。彩りがあって食欲が出る。良い。
カツを持ち上げる。コロモがやや薄めだ。カツには厚みがある。食べてみる。カツが柔らかい。タレの甘みも悪くない。これは美味い。飯を食べる。タレの染みたご飯だが、やはりベタベタした感じはない。炊き加減も丁度良い。硬くも柔らかくもない。カツを食べ、ご飯を食べる。かなり美味い。カツの下からは飴色のタマネギが現れる。量が少ないので大して味に影響を与えていなそうだが、やっぱりタマネギが入っていると安心感がある。タレの甘みは何だかよく分からない何かの甘みではなくて、その一部はタマネギの甘みなんだと思えるからかもしれない。
食後には、卓上の切り干し大根の漬物を食べる。口の中がさっぱりとしていく。ありがたい。やよい軒のお漬物を少し思い出す。最後に冷たいお茶を飲み干して、満腹だ。
やよい軒で期間限定値引きで390円になっているかつ丼を食べたが、かつやのかつ丼のほうが明らかに美味い。やよい軒の期間限定値引きを待つことなく、食べたくなったときにかつやでかつ丼を食べたほうが良い。さらには、たとえやよい軒が期間限定値引き中だったとしても、かつやでかつ丼を食べたほうが満足できそうだ。
ちなみに、今回のかつ丼は梅だ。松や竹ではない。梅でも十分に美味いし、満腹になる。松や竹を注文する必要はなさそうだ。
伝説のすた丼屋
1971年創業。株式会社アントワークスによる経営だ。
すた丼とは、スタミナ丼の略称で、ニンニク醤油で炒めた豚バラ肉を具にした丼のことだ。600円である。牛丼チェーン店の豚丼等よりも、定食チェーン店の豚焼肉定食等に価格設定が近い。
早稲田店
営業時間
11:00から29:00まで。無休。
住所
新宿区西早稲田3-21-2
早稲田通り沿い北側で、馬場口交差点から東へ徒歩数分。
伝説のすた丼屋への訪問履歴
- 2009年07月24日すた丼
伝説のすた丼屋の関連ページ
吉祥寺どんぶり
2005年に吉祥寺で吉祥寺どんぶりを創業。スパゲッティーのパンチョの株式会社ファイブグループによる経営だ。
2007年に下北沢どんぶり、2008年に吉祥寺どんぶり高田馬場店、2009年に吉祥寺どんぶり蒲田店、経堂店、渋谷店と都内に6店舗を展開している。
看板には太陽が描かれ、その中央に吉祥寺どんぶり
と店名がある。脳天気だ。ほのぼのとする。店名の周囲にはパワー
、スタミナ
、大盛ガッツリ
、満腹
と魅力的な宣伝文句が千社札のように描かれている。ターゲットは若年男性層らしい。ストレートなアピールである。
定番の醤油にんにく丼は、ニンニク醤油で炒めた豚バラ肉を具にした丼だ。600円である。牛丼チェーン店の豚丼等よりも、定食チェーン店の豚焼肉定食等に価格設定が近い。
あまりにも伝説のすた丼屋に似ている。
高田馬場店
営業時間
11:30から23:00まで。無休。
住所
新宿区高田馬場3-4-18 リッチハウス1F
さかえ通り沿い西側で、高田馬場駅から徒歩1分。
作者:馬場飯