やよい軒の漬物(刻みごま白菜漬) - 高田馬場B級グルメ

やよい軒の漬物の話である。刻みごま白菜漬という。やよい軒の漬物は市販されていない。店舗でも購入できないし、通販でもお取り寄せできない。公式ツイッターでも告知されている。
しかし2019年9月2日には公式スマホアプリの入会特典に「やよい軒のお漬物」が登場した。また、2018年には"やよい軒の漬物が当たる"フォロー&リツィートキャンペーンが開催されていた。当選された方が、当選品の画像をツイートされていた。目を凝らして確認する。「商品名」として「Y刻みごま白菜漬」、「名称」として「しょうゆ漬(きざみ)」と記載されている。
やよい軒の漬物は、商品名がY刻みごま白菜漬という漬物だったのだ。先頭の「Y」は、多分「やよい軒=Yayoiken」のYだろう。そう考えれば、正式商品名は「やよい軒刻みごま白菜漬」で、略称として「Y刻みごま白菜漬」になるのかもしれない。
やよい軒の漬物は白菜か大根か
引き続き当選者の漬物画像に目を凝らす。
「原材料名」は「白菜、大根、きゅうり、漬け原材料(しょうゆ、砂糖・ぶどう糖果糖液糖、水あめ、ごま、醸造酢、食塩、唐辛子、たん白加水分解物)、調味料(アミノ酸等)、酸味料、酸化防止剤(ビタミンC)、甘味料(ステビア)、香料、(原材料の一部に小麦を含む)」と記載されていた。やよい軒の漬物のレシピは以上が全てだが、当然、細かい分量は不明となる。
やよい軒の漬物は、原材料名の記載が白菜、大根、きゅうりと続いてた。白菜が先頭に記載されているということは、やよい軒の漬物の大部分を構成しているあの野菜は白菜だったことになる。従来までウェブではやよい軒の漬物を指して「大根の漬物」「切り干し大根の漬物」「たくあん」「刻み沢庵」等々と表記することが多かった。今後は変わっていくに違いない。振り返るに自分は「切り干し大根に高菜とゴマを和えた漬物」と表記していた。今後は変えていこう。
やよい軒の漬物を再現する材料も明確になった。まずは白菜だ。高菜は不要である。きざみ白菜の醤油漬けこそ、やよい軒の漬物に最も似た漬物になるはずだ。これを土台に工夫を重ねていくことになる。
やよい軒の漬物は日本産か中国産か
引き続き当選者の漬物画像に目を凝らす。
「原料原産国」は「中国産(白菜、大根、きゅうり)」と記載されていた。
やよい軒公式サイトでは各種食材の原産国が発表されている。サイドメニューの食材の原産国も発表されているのだが、刻みごま白菜漬の情報はなかった。どこかに淡い期待が残っていた。
だが、刻みごま白菜漬は取り放題の漬物だ。冷静に考えれば、原産国が日本であるはずがない。もし日本だったならば、国産野菜を使用した漬物としてアピールされていたはずだ。
やよい軒の漬物の食材原産国は中国である。確定した。アブクのような期待が消えた。これが現実だ。
やよい軒の神漬物
やよい軒の漬物は「神漬物」と呼ばれていたらしい。
やよい軒公式ツイッターアカウントでも「神漬物を100名様にプレゼント」などと使われていた。
刻みごま白菜漬のレシピ
やよい軒の刻みごま白菜漬は、醤油にしっかりと漬けてあるため、かなり辛い。やよい軒で少し醤油を加えたいと考えることがあったら、醤油の代わりに刻みごま白菜漬を加えると良い。醤油の代わりに漬物、これがやよい軒の漬物活用の基本である。
漬物に七味唐辛子を追加

やよい軒の刻みごま白菜漬に卓上調味料の醤油を加えるのは避けたほうがいい。しっかりとした醤油漬けに、さらに醤油を追加するようなものだ。しかし、卓上調味料の七味唐辛子を加えるのは断然ありだ。小皿に漬物を盛り付けて、そこに七味唐辛子をはらりと振りかける。これだけで立派なおかずになる。これだけで胃腸の限界までごはんを食べ続けることさえ可能となるのだ。
納豆に漬物を追加
納豆に醤油を加えたいと考えるところ、醤油ではなく刻みごま白菜漬を加える。納豆と同量を加えれば塩分もちょうどいい。納豆のネバネバした食感に、漬物のコリコリした食感が追加され、とても美味い。個人的には、納豆はひきわり納豆が好物であるのだが、やよい軒の漬物が追加された納豆ならばひきわり納豆でなくても美味いと感じられる。もちろんこれに卓上調味料の七味唐辛子を加えても美味い。おすすめである。
朝食に納豆定食を提供するチェーン店は多いが、ひきわり納豆を提供してくれる店を知らない。朝食にどうしても納豆が食べたくなったら、やよい軒の一択となる。ありがとう、やよい軒!……ただし大豆は中国産もしくはアメリカ産なので、気にされる方はご注意あれ。
無限お茶漬け
やよい軒はごはんがセルフサービスでお代わり自由だが、温かいほうじ茶も同様にセルフサービスでお代わり自由となっている。最後の締めの一杯をお茶漬けで食べることができるのだ。
お茶漬けに塩味を加えたくなって、卓上調味料の醤油を垂らしたいと考えるのであれば、醤油ではなく刻みごま白菜漬を投入しよう。これがやよい軒の無限お茶漬けだ。最近、そのように呼ばれているらしいことを知った。お茶がしょっぱくなってしまうため、入れすぎには注意だ。また、当然ではあるが、無限お茶漬けにせず、小皿に盛り付けた刻みごま白菜漬をおかずにお茶漬けを食べるのもありだ。むしろ味の調整がしやすいかもしれない。
ごはんのお代わり有料化は回避できた。無限お茶漬けは塞げられていない。今もなお、実行可能である。
やよい軒公式スマホアプリの入会特典が「やよい軒のお漬物」に!
2019年9月2日、やよい軒公式スマホアプリの入会特典に「やよい軒のお漬物」が登場した。
やよい軒の漬物は市販されていない。"やよい軒の漬物が当たる"フォロー&リツィートキャンペーンに当選するなどして入手するほかなかった。今回、確実に入手する方法が登場したということになる。
松のやの大根たまり漬け
松のやは松屋のとんかつ業態である。一部店舗では定食類限定でライス・みそ汁がおかわり自由である。そして玄米茶もおかわり自由であり、卓上には大根たまり漬けが常備されていた。
松のやはやよい軒を意識している。ごはんと漬物で無限ライス、さらにお茶も加わって無限お茶漬けである。松のやはやよい軒の最大のアピールポイントを全て真似して導入したとしか言いようがない状況である。客としてはこんなにありがたいことはない。選択肢が増えて感謝するほかない。……2019年2月に松のやの卓上から大根たまり漬けが消えた。松のやは無限ライスを維持できなかったようだ。
この一連の経緯を考えると、やよい軒の偉大さを実感する。ごはんがお代わり自由であるにもかかわらず、そのごはんを加速させる刻みごま白菜漬を取り放題にしている。とにかく腹いっぱい飯を喰えという姿勢が素晴らしすぎる。
作者:馬場飯