2019年秋冬、日高屋の酸辣きのこ湯麺とチゲ味噌ラーメン - 高田馬場B級グルメ

日高屋 酸辣湯麺(酸辣きのこ湯麺)

2019年10月中旬である。まだ日高屋酸辣きのこ湯麺の販売を開始していない。

2019年10月1日から消費税増税がスタートした。日高屋は新餃子の販売開始にリソースを注力していたに違いない。期間限定メニューは負担になるに違いない。それを踏まえて、きっと酸辣きのこ湯麺の販売開始が見送られたのだ。10月中旬以降に、秋だの、きのこだの、既に遅すぎる。2019年の日高屋の酸辣きのこ湯麺の販売は見送られた。間違いない。この事実を真摯に受け止めよう。

個人的には、9月2日に日高屋が期間限定メニューとしてモツ野菜ラーメンの販売を開始したことが、どうにもこうにも許せない。なぜ酸辣きのこ湯麺ではなく、モツ野菜ラーメンだったのだ。豚モツが噛み切れないラーメンだ。モツの肉の部分が落ちて最後にモツの薄皮が残る。噛んでも噛んでもモツの薄皮が残って、最後にえいっと残った薄皮を飲み込まなければならないラーメンだ。当然、今年も販売されたことに驚くばかりだ。

今後、気になるのは、日高屋の健康志向である。油をたっぷりと纏った溶き玉子の浮く酸辣きのこ湯麺はヘルシーとはいえない。期間限定メニューの一つとして、もう再び販売されることはないのかもしれない。すると、日高屋で酸辣湯麺に該当するようなメニューが皆無となる。酸辣湯麺それ自体はヘルシーだいうイメージがある。しかし、日高屋が健康志向を前進させていくには、あたらしい酸辣湯麺の開発が必要になってくる。

日高屋の酸辣きのこ湯麺は、豚肉、玉子、ニラ、タマネギ、シメジ、シイタケが具材の酸辣湯麺だ。酸味が強く、辛味がマイルドだ。酸味が強い。癖になる酸味だ。麺は日高屋特製の平打ち麺ではなく、昔ながらの細麺だった。しっかりと歯応えがあって、口当たりもプリプリとする。だが、この細麺が凶悪な個性を発揮する。とろみの強いスープの場合、抜群にスープの持ち上げが良いのだ。酸辣きのこ湯麺のスープは麺を食べ進めると、ほとんど残らない。絶妙だ。具材のシメジのプリプリとした歯応えがなかったら、渾然一体となった全てを飲み尽くさんとしてしまうばかりだ。想像以上にオイリーなのだが、スープを一滴残さずに食べてしまえるのが、現在の日高屋の酸辣きのこ湯麺である。

今後の日高屋の酸辣湯麺は、もっとヘルシーになるのだろう。セントラルキッチンで調理済みになる範囲が増えるかもしれない。店舗間や調理担当スタッフ間でのブレが少なくなる。ジョナサンの酸辣湯麺は美味かった。良いか悪いかは別にして、日高屋の酸辣湯麺は、今後、ジョナサンの酸辣湯麺に少しずつ寄せられていくような気がしている。

2019年秋、日高屋の酸辣きのこ湯麺は販売が開始されなかった。すると、次に心配になるのがチゲ味噌ラーメンである。大宮担々麺のレギュラーメニュー化によってチゲ味噌ラーメンの販売はなくなるのか。チゲ味噌ラーメンが大人気メニューであることは間違いない。きっと販売は再開される。販売再開の想定時期は2019年11月下旬から2019年12月初旬である。価格は2018-2019年にかけて610円だったので、2019-2020年は据え置き610円か値上げ630円かが予想される。ぜひこの冬もカロリーの暴力であるチゲ味噌ラーメンに出会いたいものである。

2019年10月25日、日高屋の公式Twitterアカウントは大宮担々麺が在庫限りで終了と呟いた。朗報である。大宮担々麺のレギュラーメニュー化によってチゲ味噌ラーメンの販売が終了する可能性がほぼ消えた。2019年冬も日高屋のチゲ味噌ラーメンの販売は無事に再開されそうだ。今後のポイントは販売開始時期と価格になる。

チゲ味噌ラーメンの2019年の販売再開時期はいつからなのか?

2019年11月22日(金)から日高屋でチゲ味噌ラーメンの販売が再開されることが決定した。2019年は酸辣きのこ湯麺の販売再開はなかったものの、チゲ味噌ラーメンは無事に販売再開されることになった。朗報である。価格は630円である。610円から+20円値上げの630円となった。値上げに激怒して、チゲ味噌ラーメンを食べに行かないという選択肢はない。値上げに愚痴を漏らしながらも、チゲ味噌ラーメンを食べに行くしかない。チゲ味噌ラーメンは安価だから食べたいのではない。チゲ味噌ラーメンは美味いから食べたいのだ。日高屋に足元を見られつつも、今年もチゲ味噌ラーメンの季節が到来してルンルン気分である。ただしカロリーモンスターだから食べすぎには注意しろ(自戒)。

2019-2020年シーズンのチゲ味噌ラーメンを食べに日高屋を訪問してみた。

他のページもどうぞ!

作者:馬場飯