やよい軒は2019年9月初頭からサービス劣化? - 高田馬場B級グルメ

2019年9月初頭からやよい軒は地味にサービスを改悪させた。やよい軒の劣化が密やかに進行している。

最大の改悪は十六穀米からもち麦ごはんへの変更だ。

以前は、白米のごはんの代わりに十六穀米を注文でき、お代わりこそできないが、大盛りは無料サービスとなった。十六穀米の提供は終了となった。代わって、もち麦ごはんの販売が開始された。もち麦ごはんは変更が+30円で大盛りが+80円である。従来、十六穀米大盛りに無料変更していた場合、今後はもち麦ごはん大盛りに+80円で変更することになる。

地味な改悪は多数あるようだ。厄介なことにステルス劣化だ。当然ながらステルス値上げもされている。

やよい軒の消滅

今まで当然そこにあって当たり前だったものが、ふと気づくと、消えてなくなっている。

最初はなんとなく違和感だけをおぼえる。そのままその違和感を無視してしまうと、消えてなくなっているという事実にさえ永遠に気づけない、ということがある。

違和感が何に由来するのかを追求した者だけが、いつのまにか消えてなくなっているという事実に気づき、そして愕然とする。

アナタはやよい軒で進行している消滅に気づけていましたか?……アナタの知っているやよい軒は既に過去のやよい軒で現在のやよい軒ではないのです。現在のやよい軒とは提供終了後のやよい軒なのです。

やよい軒の朝食からの消滅

やよい軒の朝食の納豆は陶器の食器に最初から盛り付けられ、万能ネギが振られて提供されていた。朝食の納豆が発泡スチロールのパックごと陶器の食器に乗せられるようになった。自分で納豆を覆うビニールを剥がして、陶器の食器に納豆を移す。万能ネギは消滅した。納豆朝食の万能ネギ(小ネギ)の提供は終了となった。

やよい軒の銀鮭朝食の鮭にはレモンが添えられていた。鮭に添えられていたレモンが消滅した。銀鮭朝食のレモンの提供は終了となった。

やよい軒の味噌汁からの消滅

やよい軒のみそ汁の具はワカメとお麩にネギだった。お麩が消えたらしい。ネギも消えたらしい。気づかなかった。みそ汁のお麩とネギの提供は終了となった。

やよい軒のカツ丼からの消滅

やよい軒のカツ丼の上には水菜が添えられていた。水菜が消えたらしい。そもそもカツ丼の上には水菜ではなく三つ葉を添えてもらいたい。だが、コスト的に難しいのかもしれない。などと考えていたところ、とうとう水菜さえ消えてしまったようだ。カツ丼の水菜の提供は終了となった。

やよい軒の肉野菜炒め定食からの消滅

やよい軒の肉野菜炒め定食には辛味噌(コチュジャン)が添えられていた。辛味噌(コチュジャン)が消えたらしい。肉や野菜の品質をこっそりと下げる。バレない。しかし調味料の変更は劇的に味が変わる。従来まで提供していた調味料の提供を終了したら、その料理の味は全く異なってものとなってしまう。にもかかわらず、やよい軒はそこにチャレンジしてしまったようだ。おまけにステレス値上げも敢行した。690円から720円へ+30円の値上げだ。肉野菜炒め定食の辛味噌(コチュジャン)の提供は終了となり、+30円の値上げとなった。

やよい軒のその他諸々

彩定食の冷奴やサバの味噌煮定食の厚揚げといんげんが謎野菜のおひたしに変更されたようだ。

ハンバーグ定食に添えられていたフライドポテトがコンビニ弁当の下に敷かれたスパゲティーに変更されたようだ。

やよい軒では席に座るとお冷がだされていた。お冷はセルフサービスに変更されたらしい。さすがに一部店舗だけの変更だろうか。全店舗でお冷がセルフサービスになるのだろうか。

やよい軒で地味なサービス劣化が進行中

今、やよい軒では、8月20日に新発売された「漬け込みカルビ焼肉定食」と9月19日から期間限定で新発売される「とり天とだんご汁の定食」で盛り上がっている。しかし、その盛り上がりから隠れたレベルでやよい軒の地味なサービス劣化が今まさに進行中であるようだ。あれもこれもが提供を終了した。マニュアル変更でキッチンも混乱していることだろう。ステルス値上げも敢行されている。

しかし、今後も何も気づかず、いつもなにもなかったかのような顔で、我々は飯を食べて幸せだなどとほざくだろう。消えたおかずの匂いだけを残して。

最後に重要なことをひとつ。やよい軒ラバーの方、すみませんでした。気づいたら書かざるを得なかったのです。そんな皆さまに捧げる記事はやよい軒の納豆定食の秘密です。やよい軒が好きな方は幅広いです。そのなかでも極めてミニマム質実剛健なやよい軒愛好者の生き様とその探究心を語りたいです。よろしくどうぞ!

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作者:馬場飯